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神無月ならぬ神在月、視点を変えてみる

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週末は、地元の祭礼の世話人をやっているみなさんと一緒に、島根、鳥取という、僕にとってなかなか行く機会のないところに旅行してきました。

島根県と言えば出雲大社。「たいしゃ」は通称で、「おおやしろ」と呼ぶのが正しいそうです。そして、出雲大社に全国にいる八百万の神が集まるのが、旧暦の10月ですね。だから、旧暦の10月は神無月、日本中の神社から神様がいなくなる月、と呼ばれるわけです。

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ところが、当然ですが出雲大社の視点から見ると、神様が集まってくるので、神無月とはならない。これって、視点の違いですよね。島根県でカレンダーを購入すると、「神在月」になっている。当たり前ですよね。でも、東京にいる僕たちからする」と「へぇ〜〜〜!」となってしまう。

僕たちの業界で考えると、作り手の視点でしか考えられない人っていますよね。自分の視点でしか考えず、顧客の視点は全然ムシどころか、思い付きもしない。結果的に、使いづらいU/Iになっていたり、世の中の人すべてが「CSV」と言えば通じると勘違いした仕様になっていたり。

他人の視点、外の視点を持つ、というのは、言うは易く行うは難し、ではありますが、それが出来る人間が生き残れるんだろう、と感じる今日この頃です。

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