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日本の「起業家が評価されない土壌づくり」

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3年前のBrandon K. Hillさんのブログです。

日本では最近、スタートアップと呼ばれる起業、起業家が目立つように感じますが、それでも欧米やアジアほどにはいないようです。そもそも、失敗を認めない民族性があるのが大きな要因だとは思うのですが、そればかりでもなさそうです。

会った方とお話をするたびに、非常に大きな違和感を感じる事がある。なぜなら自己紹介と会社の説明をした後の質問が、会社の規模や年商、資本金、利益率、時価総額などのいわゆる"ビジネス"的な点にフォーカスされる事が多いからだ。

僕の場合も、一番よく聞かれるのが「社員は何名ですか?」という質問です。それを聞いてどうしたい、というわけでもないようですが、とにかく聞いておきたいらしい。(笑)

これまでファウンダー / CEOという立場でアメリカでビジネスを9年近くやってきて、サンフランシスコやシリコンバレーを中心とした地元の人達と話しをする際に、上記のような"ビジネス"的数字を聞かれた事はほぼ無い。そんな事よりも彼らが興味があるのはビジネスを通しどんな面白い事をして、どのように社会に貢献をしているのか。他の会社とどこが違い、何が得意なのかである。これは投資家やVCでも同じで、彼らが最も知りたいのは事業のユニークさとマーケットにおける可能性で、具体的な数字は副次的なものである。

これは日本のVCも同じです。当社にも、過去何度かVCが訪ねて来られました。「お金(出資)は要らない」と言うのですが、「お話しだけでも」と押しかけて来られた結果、質問は「売り上げ」「利益」「社員数」といった内容でした。しまいには、持ち家かどうか、とかまで。いや、融資をお願いしているわけではないのですが。(苦笑)

政府は創業を支援する仕組みを作っていますが、文化はそっちに向いていない。これでは、起業しづらいですよね。僕たちは、起業家を評価しない土壌づくりをしては行けないのだと思います。もっと起業家を支援できる体制、そしてマインドを持って行かないといけないと思いますね。

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