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スマートデバイス導入プロ集団のイシン社長です。仕事に関係ない話題も多いです。

iPad Proに期待するもの

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アップルからは「11月月発売」としか発表されていませんが、そろそろ発売される見込みのiPad Proが待ち遠しいです。iPad Proは、さほど数が出ないという説もあるようですが、それの多くは過去のアップルやマイクロソフトに対する「予測」を外してきたアナリストの意見です。(笑)まぁ、アナリストのお仕事は予測なので、当たることもあれば、大きく外してしまうこともあるのでしょう。未だ起きていないことを予測するのですから、我々としては鵜呑みにするわけにはいかないわけです。

僕自身は、iPad Proは即購入しようと考えています。「これじゃ、パソコンの代替機にならない」とおっしゃる向きもあるのですが、そんな当たり前のことを言われても困る。パソコンはパソコンであって、iPadはもともと立ち位置が違う。画面サイズだけではないですからね。

そうではなく、iPad Proの一番の強みは、紙でいうところのA4サイズを一覧できる強みです。今の日本社会において、資料の多くはA4サイズ。それが、今までのiPadでは縮小されていたので、少し小さい文字や図を見る場合、簡単に拡大できるのが強みでした。しかし、iPad Proになると、拡大する必要がなくなるかもしれません。また、グラフなどを見る場合は、一覧性が重要になることがあります。その場合も、サッと取り出してすぐに確認できる。あるいは、目の前の相手(お客様など)に見せることが出来るようになります。これって、大きな進歩だと思うんですよね。

Adobeの製品も便利になってきましたし、Apple Pencilが登場するので、クリエイターだけをターゲットにしているような記事を見かけることもありますが、それはそれでターゲットのひとつ。もっと広範囲で活用することができるようになると思っています。

一方で、iPad Proは「Pro」の名が示す通り、いわゆるコンシューマーは切り捨てています。それはMac Proも同じですね。iPadがProの名を冠することで、一段とエンタープライズの分野に踏み込んできた、と考えることができます。ということで、iPad Proの登場が待ち遠しい今日この頃です。

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