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スマートデバイス導入プロ集団のイシン社長です。仕事に関係ない話題も多いです。

タイムマネジメントは他人の時間調整を含む

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大里真理子さんが、こんなブログを書いておられ、大いに頷いた次第。

保護者の不便のひとつに、「いつもショートノーティスで、先を全く見せてくれないこと」があります。

ああ、こういうのってありますよね。学校に限らず、僕で言えば町内の祭りの世話人の集まりでもあります。いきなり紙が入っていて、

「◯◯日(来週の木曜日)19:00から町内会館にて集まります。参加できない人は事前に会計まで連絡を」

「をいをい、暇人の集まりじゃないんだから」と突っ込みたくなってしまいます。僕の町内の集まりで言えば、若手の会社員は「だったら、僕は参加できません」となってしまいます。暇な人だけでやればいい、となりかねない。

仕事の場合も同じで、左からスケジュールを刻む人がやりがちなミスってありますよね。つまり、何かが終わらないと次を考えられない人です。スケジュール表は、一般的に左からスケジュールを書き込みます。右に行くほど、終わりが近くなる。

しかし、終わり、例えば納期から考えることで、誰が、何を、いつまでにやるべきか、が分かってきます。例えば6月1日に展示会があるから準備をしましょう、という話になるとします。すると、会場への什器の搬入は前々日まで、すると、什器の仕上がりが5月28日だけど、余裕をもって5月25日。すると、デザインは、発注は、それ以外の準備は、といった具合に、終わりが明確になることで始まりが確定されますよね。

いま読んでいただいている方はお分かりのように、この考え方は特別なことではなく、トレーニングすることで身に付くものです。これが出来ていない人たちは、そのトレーニング経験がないだけ。能力の問題ではない、と僕は考えています。

ということで、町内の集まりは、今年から年間スケジュールが発表されました。よって、何ヶ月後の予定も(ギリギリで微調整はあるかもしれませんが)前もってスケジューリングできるようになりました。すばらしい!

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