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スマートデバイス導入プロ集団のイシン社長です。仕事に関係ない話題も多いです。

英語は本当に一年でマスターできるか

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元ソフトバンク社長室長の三木雄信さんの近著「海外経験ゼロでも仕事が忙しくても「英語は1年」でマスターできる 」を拝読しました。僕が好きな考え方で、まず「やらないこと」を決めるところから始まっています。

そして何より大事なことは「目標設定」なのですね。それは、「英語を上手になる」とか「いつかの会議で英語で話せるようになる」という曖昧なものではなく、日付設定されたものであるべきなのですね。僕が勝手に師と仰いでいる吉越浩一郎さんの「クラウド版 デッドライン仕事術 」に準じるものでもありますね。

僕自身、TOEICは2001年に受験しただけで、受験準備もせずに飛び込んだので670点でした。TOEICの点数を気にされる方からすればお恥ずかしい限りの点数ですが、それでも特段仕事に支障はありません。まあ、相手からすれば「下手くそな英語だなあ」と思われているでしょうし、「シンガポールの英語(Singlishと揶揄されるもの)」だとも思われているのでしょう。ただ、繰り返しになりますが、仕事に支障はありません

多くのビジネスパーソンが英語を学ぶ場合、仕事に必要なケースが多いのだと思います。社内の公用語が英語になるケースは稀でしょうが、海外出張で必要だとか、海外の取引先との電話会議が増えてきた、あるいは海外の企業に買収されたということも、最近ではあり得る話ですよね。

本書にも書かれていますが、「一般的な」ビジネスで必要な会話のほうが、日常会話よりも簡単だと言えると思います。一般的というのは、取引先との交渉の会議や打ち合わせなどです。もちろん、そのビジネスの専門用語を理解する必要はありますが、それは日本語で会話をしていても同じことですよね。

本書では、その他に取り組みやすい「戦術」が整理されていますので、今日から取り組める内容です。うまく取り組めば、一年と言わず半年で目標達成出来るかもしれませんね。

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