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Tokyo Kanpai Summitの創業メンバーが、「スタートアップ」「日本人の英会話力アップ」「インバウンド観光」「地域経済活性化」といったテーマで日々ブログを更新していきます。サラリーマンから独立を目指す方、英語を話せるようになりたい方、インバウンド観光に興味がある方に、ぜひ参考にして頂けると幸いです。

「英会話」だからこそ、「東京」で「外国人」と

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みなさん、こんにちは!Tokyo Kanpai Summitの久田です。

 

本日7月15日(月)より、いよいよTokyo Kanpai Summitのサービスを開始いたします!外国人との英会話・国際交流を通じて日本文化を世界中に発信してくださる皆さまに、是非ご利用頂きたいです。

 

【本日発表のプレスリリース

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サービス開始にあたって、改めて私たちがTokyo Kanpai Summitの開発に至った背景と想いを綴ったコラムを紹介させて下さい。少し長くなりますが、お付き合い頂けますと幸いです。

 

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「英会話」だからこそ、「東京」で「外国人」と。

英語学習でも勤勉な日本人

世の中を見渡すと、「使える○○英会話」「○○英会話必勝法」といった英会話学習を謳ったタイトルの本が溢れています。また、テレビCMや電車の中吊りでも英会話教室の広告を目にしない日はありません。それだけ日本人に英会話のニーズがあるということでしょう。日本における語学ビジネス市場は年間8000億円、学習者は1000万人にのぼると言われています。なかでも成人向け外国語教室市場は2000億円を超えており、国内の映画興行収入と同等の規模にあたります。義務教育や高校大学での英語学習に加えて、これだけの人が英語を自主的に学習しているなんて、改めて日本人の勤勉さには驚かされます。

 

それでもやっぱり日本人は英語が苦手・・・

一方でTOEFLを運営するETSの発表によると、日本人の2013年TOEFL iBT平均スコアはアジア26位(31カ国中)、世界では135位(166カ国中)となっています。日本よりスコアが低い国を見てみると、ほとんどが南米やアフリカの貧しい国々です。とても日本と同等の教育水準が整備されているとは考えづらく、やはり日本人は世界的にも英語が苦手な国民であると認識せざるを得ません。

 

日本人が苦手なのは、英語による「コミュニケーション」

一口に英語といっても、英語には大きく4つの分野があります。Reading, Writing, Listening, Speakingです。なかでも日本人は特に英会話にあたるListeningとSpeakingが苦手だとされています。これは「読み書き」重視のこれまでの英語教育の結果であるとも言えるでしょう。文部科学省は「グローバル化に対応した英語教育改革実施計画」(平成25年12月)の中で、これからは「英語によるコミュニケーション能力を確実に養う」と明言しています。政府としても今後は「コミュニケーション」すなわち英会話に力を入れて英語教育を行っていくとの大方針を示しているのです。「読み書き」の習得は、受験勉強やTOEIC対策に代表されるように座学が中心となります。一方で「コミュニケーション」にあたる英会話についてはどうでしょう。もちろん最低限の知識をつけるための座学は必要です。しかし人と人との対話である以上、実践的な練習つまりは実際に外国人と英語で話さないことには確実な習得は見込めません。では、どうすれば実際に外国人と英会話をする機会をつくれるでしょうか。英会話教室やカフェでの英会話に挑戦したくても、時間的・金銭的な制約で一歩踏み出せない人が多くいるのではないでしょうか。

 

東京は、英語を話すには絶好の場所

世界最大級の口コミ旅行サイトTripAdviserが2014年5月に発表した調査結果によると、東京はNYやバルセロナを抑えて「観光客にとってもっとも素晴らしい体験が出来る場所」として評価されています。2013年に日本を訪れた外国人観光客は1000万人を突破し、東京オリンピックが開催される2020年には2000万人の高みを目指すという政府目標もあります。こうした訪日観光客が多数訪れる東京だからこそ、外国人と直接会話する機会は無数にあるはずです。それも様々な国籍・バックグラウンドの人たちとです。英会話教室や英会話カフェではなくても、実は街中で外国人と話す機会はたくさんあるのです。

 

外国人は英語での情報に飢えている

日本政府観光局が行った「訪日外国人旅行者に関する調査」によると、日本を訪れる外国人が抱えている不満点は大きく「言葉」「交通」「通信」に集約されます。「飲食店に英語メニューがない」「街中や駅構内で英語の標識や名称がない。尋ねたくても英語が通じない」といった言語やそれに伴う交通の障壁。また、「Wi-Fi設備が少ない」ため、自分で調べようと思ってもタイムリーに情報収集することが難しい状況です。英語での情報不足によって、外国人旅行者が思うように日本を満喫出来ていないという現状が伺えます。

 

英語を話したい日本人。英語での情報が欲しい外国人。

では、「英会話を実践したい日本人」と「英語での情報が欲しい外国人観光客」とを繋ぐサービスがあれば、双方の問題を解決できるのではないでしょうか。日本人が外国人に対して「英語」で情報提供をすることで、両者にとってのニーズが満たされるのではないでしょうか。そしてそれこそが、Tokyo Kanpai Summitが目指すことです。

 

Tokyo Kanpai Summitを、日本人と訪日外国人を繋ぐ架け橋に

Tokyo Kanpai Summitは英語学習に意欲的な日本人と、訪日外国人を繋ぐ国際交流マッチングSNSです。あなたしか知らない素敵なお店で、外国人と英語で異文化交流をする。高いお金を払って英会話スクールに通ったり、ツアーで観光をしなくても、もっと気軽に双方のニーズを満たせる方法がきっとあるはずだ。東京だからこそ出来る、新しい手法があるはずだ。そうした想いでこのサービスをつくりました。是非、一歩踏み出してTokyo Kanpai Summitで外国人との英会話と乾杯にチャレンジしてみてください。

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今日からが、本当の意味でのTokyo Kanpai Summitのスタートです。

皆さまと一緒に、日本人と日本を訪れる全ての人にとって素晴らしいサービスに育てていきたいと決意しています。

 

それでは今日はこのへんで!

Cheers!

  

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Tokyo Kanpai Summitについてはこちらから。

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