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企業のWeb担当者からWeb制作会社で働くウェブデザイナーに向けて、ウェブサイトに関わるインフラからCMS、今後の動向を含めて業界の裏事情や最新トレンドを書きます。

効率よく仕事をするための5つの方法

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6月も気がついたらもう終わり。4月に入社されたかたは、早3ヶ月が経過したことになります。早いですね〜。新卒入社の方々から社会人臭が徐々に漂い始める頃でしょうか。

中途入社の方はモチベーションMAXで入社したものの、社内のルールや事情を把握するのに時間を取られ、気がついたらもう7月、なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。結果ばかり焦ると良くないのは理解しているけど、ついつい気持ちだけが先行してしまう。そんな方へおくる効率よく仕事のアウトプットを出し続けるために自分が心がけていることの5つを記載します。

少しでも参考になることがあるのであれば幸いです。

1. 規則通りの時間に寝る

これ最重要です。これは天才ではない自分が天才に勝つためには、365日のなかで1日でも多く天才よりも体調100%の日を多くつくることが一番大事だという考えからきています。ウサギとカメではないですが、そもそも凡人は一瞬の力で天才には勝てません。であれば、体調万全な日を一日でも多く作り出すことが効率よくアウトプットを出し続けることだと言えるのではないでしょうか。夜更かし、深酒など厳禁。出社したその瞬間から頭が冴えていれば、自ずとアウトプットの質と量は担保されます。

2. 仕事の優先順位は常に顧客優先

社内の自分のパワーバランスにもよるかもしれませんが、時に顧客対応よりも上司の指示やお願いを優先する人がいます。この行動は一時的に上司に喜ばれる存在になるかもしれませんが、おすすめできない行動です。これを徹底的にしないことが結果的に効率よいアウトプットに繋がります。顧客対応とは顧客の問い合わせに答えるという意味ではなく、顧客に少しでも影響の出る仕事を優先することです。これは一生懸命頑張っています!と叫ぶ人ほどその仕事が顧客に直結しない仕事に奮闘しているケースが見られます。

3. 考えることと手を動かすことを分ける

会社のなかで物事を考えたほうがアイディアが浮かぶ人もいると思いますが、会社でいくら考えてもアイディアが出ない人は会社で考えることはやめましょう。行き帰りの電車のなか、シャワーを浴びてる時間、寝る間際など、思いつくタイミングは人それぞれ違うと思います。会社外で考えることに没頭する。会社に着いてからはひたすら手を動かし続ける。この2つの作業を分けるだけで、随分とアウトプット量は増します。反対に、同時にやろうとすると、スピードが一気に低下します。

4. 自分の行動を理解する

小学校〜社会人に至るまで、振り返ると物は違えど同じような状況に遭遇していると思います。小学校の頃から夏休みの宿題をはじめ、締め切りのある仕事はありました。あの頃の自分から比べて自分はどれほど進化したでしょうか?本質的な性質に関してはあまり変化していないと思います。宿題をギリギリまで放置し、前日にやった人は仕事でもその傾向があるはず。ただし、社会人になったので「できる風社会人」になるために事前に準備をしているかもしれません。でも、人間の本質ってそんなにたやすく変わるものではないですよね。

前日にならないと物事を動かせない人があらかじめ一週間前からやろうとするからうまくいかないのですそもそもの自分の性質を理解し、前日までやらないのであれば、前日まで全く別の仕事をすれば効率はあがります。柄にもなく事前準備しようとするから余計なことに頭をとられ、すべてが遅々として進まない人がいます。良くも悪くも進化しない自分を受け入れるのも大事です。この考えはいろんなことで応用ができ、どんな時、どんな場所で良いアイディアが思いつくのか。どんな時に落ち込んだ気持ちを回復できるのか。自分の傾向を深く理解することで、効率は格段にあがるはずです。

5. 何よりも経験を優先する

いつの時代にも、一定割合で本100%知識習得型の人が存在すると思います。新たに経験することよりも先に、知識の壁を構築したがる人です。これは悪いことではないですし、一つの方法論だと思います。知識を得ることで選択肢も増えるわけですから、より確実な実行ができるはずです。しかしながら、この激しい時代変遷のなかで必ずしも効率的な方法とは言い難いケースもあります。習うより慣れろ。経験することで得られるものは知識以上のものです。当たり前の話かもしれませんが、効率よく仕事をするには語弊を恐れずに言えば、知識で不安を解消する前に経験することだと思います。

さて、当たり前のようでなかなかできないこの5つですが、是非機会があったら試してみてください。

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