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「Japan Film Festival Los Angeles 2014」が始まりました

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いよいよ「Japan Film Festival Los Angeles 2014」が始まりました。
9日は、記者会見と前夜祭パーティーがありました。

記者会見では、日本からのメインゲスト、俳優の仲代達矢さん、
今回上映される仲代さんのドキュメンタリー映画
『仲代達矢 「役者」を生きる』の監督の稲塚秀孝さん、
映画祭を主催するNPO日米メディア協会代表の朝倉さんの3人が
地元の日系を中心としたメディアの前で会見をしました。

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仲代さんが、記者から黒澤明監督について聞かれて、
黒澤監督の映画で「七人の侍」で初めてエキストラとして出て、
そのときは、わずか2、3秒のシーンを撮影するのに、
黒澤監督に、歩き方がよくないなどなんども怒られて、
撮影に丸1日かかったと答えていました。

その後、7年後に「用心棒」で起用されたときは、
1度も怒られなかったけど、とても厳しい方だったという話でした。

今回の映画祭では、仲代さんの出演作品は、
その「用心棒」と「天国と地獄」、ドキュメンタリーの3本が上映されます。

その後の前夜祭パーティーには、
今回上映される映画の監督、プロデューサー、俳優の方々も
数多く日本からロサンゼルスにいらっしゃって
それぞれコメントをしていました。

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私も、この映画祭と、日米メディア協会の創設メンバーとして
簡単に挨拶させてもらいましたが、
今回は10回目ということで、
私が2008年に日本に帰国した後も、
代表の朝倉さんをはじめとした
スタッフの方々の尽力でここまで続いたことは、
本当に素晴らしいことだと感謝しています。

ぜひアメリカの西海岸に住む方々に、
日本映画を楽しんでもらえたらと思っています。
映画祭への来場をお待ちしています。

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