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紙の本と電子書籍を同時発売したほうが売り上げは伸びる

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先週「東京国際ブックフェア」と同時開催していた
「国際電子出版EXPO」の2日目に、
「緊急特別企画!電子出版最前線2013、そして未来はどうなるのか!
~現場を知り尽くしたプロフェッショナルたちが熱く語る~」と題した
セミナーをやっていたそうで、ぼくは参加しなかったですが
そのセミナーのレポート記事を読みました。

Kindle国内責任者が語る「電子書籍の理想郷」、現状と課題は -INTERNET Watch

「紙も伸びる」「自己出版の隆盛」電子書籍キープレイヤーが占う未来 -INTERNET Watch

個人的には、Kindleの担当者の方が、アメリカと比較して
日本の現状を語っていた内容が面白かったですが、
特に興味深かったのが、紙の本と電子書籍の出版時期の話。

ユーザーからは、いつ電子書籍化されるのかがわからないとか、
話題の新刊がKindleで売っていないといった苦情が毎日寄せられるので
解決策として、紙の本と電子書籍を同時発売をお願いしたいのだけど、
出版社からは、同時発売できない理由として、
紙の販売に悪影響をおよぼすのではないかという危惧と
電子化の運用が追いつかないという実務上の問題があるそうです。

でも実際のところ、米国では、紙と電子書籍を同時発売したほうが
売り上げが伸びることがわかってきていて、
2012年には大手6社の新刊のうち93%が紙と電子を同時発売しているとのこと。

ぼく自身は、紙の本より電子書籍のほうが
いろいろな点で圧倒的に便利だと思っているので、
現在は基本的に紙の書籍は買わずに電子書籍を買うことにしています。

でも、新刊をAmazonでチェックしても、電子書籍化されてないことが多く、
「Kindle化リクエスト」はしておきますが、
しばらくたって、Kindle化されたという連絡が来ても、
そのときには買う気が失せていることが多いので、
同時発売のほうが売り上げが伸びるというのはよくわかる気がします。

日本の出版社には、ぜひ早く米国をならって、
新刊をできるだけ同時発売するようにしてほしいですね。

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