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要件定義は「ガンダム Gのレコンギスタ」に学ぶ

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4月11日に「要件定義レッスン ワークショップ」に参加しました。このワークショップは、羽生 章洋著「はじめよう! 要件定義」を読んだネコネットデザイン事務所の宮川さんが企画して実現したものです。

弊社は企業向けシステム構築の要件定義のパートを主な業務範囲にしています。10年近く前に「マジカ!」という名前の業務フローを書く手法を目にして以来、マジカ!を開発した羽生氏にいつかお目にかかりたいと思っていました。今回のワークショップでようやく実現しました。

土曜の午後に開催でしかも当日は雨空という集客しにくい状況でしたが、きっちり参加者が集まりました。

前半は羽生氏の講演です。「要件定義とは」のスライドから始まるかと見せて、いきなり「艦これ」の画面がスクリーンにどーんと表示されました。今は金曜の定期メンテで改二が可能になった特型駆逐艦「叢雲」を鋭意育成中とのことです。ソーシャルゲーム関連の案件をやることになったときに、参考にするために「艦これ」を始めたそうですが、お仕事とは言え大変ですね。

この本は企画から出版まで4年かかりました。要件定義を書籍にしようとすると、すべてを網羅しようとして大きく、厚く、重い本になってしまいがちです。途中まで書いては書き直して悩んでいたところに、「ガンダム Gのレコンギスタ(Gレコ)」を見ながらひらめいて、小さく、薄く、軽い「はじめよう! 要件定義」が形になりました。Gレコがなければ、この本は世に出なかったくらい影響を受けました。

講演の本編でもGレコについて熱く語っていただきました。ジオンと地球連邦の2大勢力に分かれていたファーストガンダムから35年、複数の勢力が合従連衡するGレコの世界観は、ステークホルダーが多極化しているプロジェクトの要件定義でたいへん参考になるとのことです。毎週火曜の夜にMXテレビでGレコの再放送があります。プロジェクト関連のお仕事をしている方は必ず録画予約して勉強しましょう。

この本の肝は、72ページの図に集約されています。

「材料」「道具」「手順」の3つを「活動」すると「成果」になります。ここで「材料」は実は前工程の「成果」です。←ここが重要。

詳細は本を買って読んでください。

後半のワークショップでは、スマホアプリを題材にしてその画面遷移をポストイットに書いて紙に貼っていくことを体験しました。

一回目は4人1組のチームでやりました。「ねこあつめ」がお題です。

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初めての顔合わせでどう進めて行くかわからないうちに、制限時間があっさり終わってしまいました。その後で他のチームの成果を見学する時間があって、チームによって進め方が違うことがわかって参考になりました。

さらに二回目は2人1組、三回目は1人だけで繰り返してワークショップを行ううちに、だんだんとコツがわかってきてスムーズに進めることができるようになりました。短時間のワークショップでいろいろな気づきがありました。知見のボキャブラリーが増えたと思います。

ワークショップ終了後は、近くの居酒屋に移動して懇親会です。何度も言いますが、IT関係の勉強会は懇親会までが勉強会です。オフレコの話など本編に出てこない話をたくさん聞けます。たいへん有意義な1日でした。

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