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顧客サービスとITのおいしい関係を考える

がんがんメールで作るTwitter専用端末

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私はここ10年近くauを利用しています。スマートフォン好きが多い私の周囲では、auの評判は下がり気味です。先日のau冬の新機種発表会は、Twitterでタグを使って公式につぶやいたにもかかわらず、新機種はカメラの画素数が増えた程度で、スマートフォンは発表されませんでした。今さら携帯カメラの画素数が増えたところで、意味はないんじゃないかと思います。

シロクマさんが【ついに Twitter 専用端末が登場】で紹介していますが、米国ではTwitter専用端末「TwitterPeek」が99.99ドルで登場しました。ベースになったのは、同じ会社が以前に開発したメール専用端末のようです。

auが11月から始めたサービスが、基本料月額1,095円からauケータイのEメール送受信が定額で利用できる新料金プラン「ガンガンメール」です。「いまどきメール?」な印象ですが、一ひねりすると面白そうです。

たとえば、ガンガンメールを使ったTwitterサービスはいかがでしょうか。

  • Twitterにアクセス可能な中継メールサーバーをauが用意する。
  • 利用者は中継メールサーバーにTwitterアカウントとパスワードと登録して、自分のTLを配信する間隔を設定しておく。
  • 設定された間隔で、利用者のTwitterの未読つぶやきが1つのメールにまとめられて携帯電話に送信される。
  • 利用者がつぶやいたり返信したりする時は、メールで中継サーバーに送ると、Twitterに投稿される。

Twitterのおもしろさは、パソコンではなく携帯電話で使うところにあると考えます。このやり方なら、低料金で携帯Twitterを利用できそうです。auがこんなサービスを始めてくれたら、少なくとも私は使います。TwitterPeekのような通話機能がない機種があってもいいです。通話機能をはずすだけですから、スマートフォンを開発するより安く済むのではないでしょうか。

そういえば、ウィルコムに「WILLCOM NS」がありました。この機種ならTwitter専用端末にぴったりです。メールベースであれば、PHSネットワークの速度が遅いことは気にならないと思います。ウィルコムでやらないかなあ。

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