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顧客サービスとITのおいしい関係を考える

ITを使って痛勤解消

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東急田園都市線は地下鉄半蔵門線や東武伊勢崎線と相互乗り入れしていて、神奈川県、東京都、埼玉県にまたがる長距離路線です。朝夕の時間帯に少しでもトラブルがあると大きな遅延になることがよくあります。

昨日に続いて、今日も朝の時間帯にトラブルがありました。

6時16分頃、横浜市内の市が尾駅において人身事故が発生したとのことです。私が自宅を出て駅に着いた時は一応運転を再開していましたが、渋谷までいつもの倍以上の時間がかかるというアナウンスを聞いて、小田急線に迂回してお客様先に向かいました。

私が駅に行ったのは朝のラッシュが一段落した時間帯だったため、被害は最小で済みました。もう少し早い時間はかなり大変だったようです。いつもと違う路線に迂回したり、動かない電車の中でひたすら待ち続けたりした方、お疲れ様でした。

このようなことがあると、毎日電車で通勤しないで済む方法はないものか、と考えます。

在宅勤務やサテライトオフィスの試みは、以前から一部の企業で行われています。

ただ、これらの方法の欠点の一つは、全員が顔を合わせてのコミュニケーションがどうしても不足するということだと思います。携帯電話やEメールがどんなに普及しても、この問題は解決できそうにありません。送り手が明示的に書いたり話したりしたことしか伝えられないからです。実際の仕事では、社内でなんとなく目に付いたとか聞こえてしまったという情報が、意外に重要です。

ITを使ってリッチなコミュニケーションを実現しつつ、通勤なしで働くということは実現できないだろうかと考えています。

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