サービス化時代の潮流、ビジネスモデルを探る。週末はクワッチ三昧!

週末はクワッチ三昧♪ 〜台場クヌギと「新炭林」〜

»

先週は、オオクワッチの住処である台場クヌギについて紹介しました(週末はクワッチ三昧♪ 〜台場クヌギの秘密〜)。今週も里山における人々の生活とクヌギについてご紹介します。

《山梨県韮崎市某所の台場クヌギ》

090828_daiba7_2
さて、山梨県韮崎市でオオクワガタの棲みかとなる通称”台場クヌギ”、その生い立ちには地元の農家の人たちによるおいしいお米作り(カッチキ)が関係していたことがわかりました(先週のブログ)。
とすると、逆にどうやってホダ木や薪を作って来たのでしょうか?
その疑問にも山口さんの著書「米が育てたオオクワガタ」岩崎書店 (2006/07)が答えてくれました。
「台場」は、別名「台木」とも呼び、薪炭用の木とは区別したそうです。2~4メートルの高さで枝を伐採する台場(台木)に対して薪炭用の木は、根元から伐採するそうです。
《2~4メートルの高さで枝を伐採された台場クヌギ》
090828_tree4
根元から伐採されたクヌギは、放射状に枝を複数にまっすぐ伸ばします。伸びた枝を切ると、炭やホダ木にちょうどよい太さの枝が前以上にたくさん採れるとか。炭とか薪を作る雑木林のことを「新炭林」というそうです。
《新炭林(公益財団法人地球環境戦略研究機関 国際生態学センターWebサイトより)》
Research3
確かに雑木林に足を踏み入れた経験のある人は根元の株から数本の枝(というか細い幹)が何本か伸びた木を見たことがあると思います。
カッチキや炭つくりは、現代の世の中ではもう行われていません。人為的な雑木林の整備が行われていた時代は、実はオオクワガタにとって棲みやすい環境を提供していたというわけです。
オオクワガタの生息数が減少する中で、その棲みかとなる台場クヌギ作り(カッチキ)も止まってしまっている状況です。
自然界でのオオクワガタはこれからどうなっていくのでしょうか?
Comment(0)

コメント

コメントを投稿する