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週末はクワッチ三昧♪ 〜オオクワッチを結婚させよう!〜

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先週は、オオクワッチの飼育方法の基本についてご紹介しましたが(週末はクワッチ三昧♪ 〜オオクワッチを飼育してみよう!〜)、今週からは、オオクワッチのブリード(繁殖)についてわかりやすく紹介して行きたいと思います。

まず初回は、ペアリング方法(交尾)について紹介したいと思います。

「オオクワッチっていつ結婚するの?」

という疑問が頭をよぎるかもしれませんね。実は、もう既にシーズン。越冬した個体は自然界でも既に活動を開始しています。4月頃から10月頃までが繁殖期になります。

《交尾中のオオクワッチ》

クワリュームの中で交尾をする兵庫県川辺郡猪名川町上阿古谷産オオクワッチペア(オス77mmメス50mm)。

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  • オオクワッチのライフサイクル

飼育下のオオクワッチのライフサイクルは、以下のようになります。飼育環境や個体の違いもあり、あくまで目安程度に考えてください。極端な例では、晩夏からペアリングして初秋に産卵させることもできます。

《ブリードサイクル例》

3月上旬〜6月上旬 種親の選定

4月下旬〜6月下旬 ペアリング(1W)および産卵セットへのメスの投入(6W)

6月上旬〜8月上旬 初齢幼虫の割出し

9月上旬〜11月上旬 菌糸ビンの交換(初回)

12月上旬〜2月上旬 菌糸ビンの交換(2回目)

3月上旬〜5月上旬 菌糸ビンの交換(3回目)

6月上旬〜8月上旬 蛹化および羽化 

7月上旬〜9月上旬 後食開始(餌を食べ始める)

12月上旬〜3月上旬 冬眠

  • どんなカップルを選べば良いのか?

ブリードすると言ってもまずどんな個体を選べば良いのか?簡単にコツを伝授しましょう。購入にあたっては、ペットショップやクワガタショップが身近ですが、できれば信頼できるブリーダーや採集家から購入するのが良いと思っています。

購入にあたっては、ブリードされた飼育品がまずは手頃だと思います。絶滅危惧種に指定されているくらいですからWild(野生個体)は、なかなか手に入りませんし、高価なものになります。

《山梨県北巨摩郡明野村のWildオス70mm》

懇意にしている採集家の方から2004年に譲っていただいた個体。

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《山梨県北巨摩郡明野村の飼育個体オス75mm》

掲記個体からブリードした子孫(F4:累代4代目2012年羽化)。どうですか!なかなか立派でしょ。種親を選別してブリードを繰り替えすことでより美形で大型の個体を作出する楽しみがあります。

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ブリーダーから購入するメリットは、個体についていろいろ質問もできますし、あと後、飼育方法についても質問できるからです。

種親選びには以下のようなポイントを意識すれば良いと思います。

  1. 産地がはっきりしているか?
  2. 飼育記録や羽化年月がはっきりしているか?
  3. 累代(F1〜F5のように表記)がはっきりしているか?
  4. 触覚の動きが不自然だったり、弱っていないか?
  5. 餌を良く食べているか?

  • 結婚させてみよう(ペアリング)

購入して来たオオクワッチは、普段は個別飼育が基本です。これは、オスがメスを惨殺したりすることをさける意味もあります(その逆もありますが)。ペアリングをする前にはオス・メスともに十分餌を食べていることを確認してください。よく、成熟ししていないメスの個体(餌を食べていない)でペアリングを行うと惨殺事件が発生する場合がありますので注意が必要です。

《もの凄い食欲のオオクワッチ娘》

16gのゼリーの容器を食破っています(笑)これくらい食欲と元気があればペアリングOKです♡

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  • ハネムーンの環境(ペアリング環境)

ペアリングのための飼育ケースは、中ケースが望ましいです。この中に交尾の足場となる木製の餌皿を入れましょう。飼育マットは前回ご紹介した針葉樹のチップのマットで十分です。この環境では、交尾をさせることが目的ですので産卵のためのセットは別途組むことになります。室温は24℃ぐらいが適温だと思います。

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  • ハネムーンの期間(ペアリング期間)

一晩明けると餌皿の下で仲良く一緒にいる姿を見ることができるでしょう。しっかりと成熟した個体同士であれば、恐らく交尾は終わっています。念のためハネムーンは1週間程度設定してください。土曜日にセットして翌週の土曜日までといった感じです。

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一週間ほどペアリングさせたらいよいよメスを産卵セットに投入します。

次回は、産卵セットの組み方についてご紹介します。

(つづく)

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