サービス化時代の潮流、ビジネスモデルを探る。週末はクワッチ三昧!

サービスプラットフォームとコトづくり 〜高齢者ケアクラウド〜

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先週、サービスプラットフォームの事例として350年前から続く京都の「お茶屋」さんを紹介しました(サービスプラットフォームとコトづくり 〜京都の「お茶屋」のビジネスモデル〜)。このお茶屋さんのビジネスモデルは、別途詳しくこのブログでも紹介したいと思います。

さて本日は、富士通フォーラム2013でも展示されていた最新のICTを活用したサービスプラットフォーム事例として高齢者ケアクラウドを紹介したいと思います。

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高齢者ケアクラウドは、移動に制限のあるお年寄りのケアにクラウドを活用するというICTならではのコトづくり事例です。今後、地域やNPOとの連携など拡大が期待されており、お年寄りが住みなれた場所で自分らしい人生を送る(=コトづくり)ためのサポートを実現するソーシャルクラウドサービスなのです。
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このサービスは、「高齢者を皆で支えあう社会へICTで貢献」をコンセプトに、「在宅医療・介護」「地域・NPO」「生活産業」といった高齢者を支える関係者をICTで支援するサービスであり、高齢者一人ひとりと社会(医療・介護・地域・流通・親子など)が経済的循環性も保ちながらつながることを目指しています。

医療や介護関係者の活動を支援するための仕組みにも工夫が凝らされています。例えば、医師の活動を考えた場合、本来重視されるべき往診時間は決して十分なものではありませんでした。
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高齢者ケアクラウドは、往診のための診察準備や記録、診療後処理、スケジュール管理等を効率化するための仕組みに現場の医師や介護スタッフの経験を活かし、クラウド上のサービスとして提供しています。この仕組みによって往診時間の拡大や地域との連携の時間を創出することができます。
《訪問ルートの効率化を計る訪問ルート管理》
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《医師や訪看スタッフが持つタブレット画面》
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このようにスケジュールや地図情報、GPSと連動するクラウド基盤は、単に高齢者ケアクラウドだけでなく、様々な業種や業務アプリケーションのプラットフォームに育っていくと思われます。
また、ICTの技術面だけでなく、横断的にどのようなコトを実現しようとしているのか?その検討には、業種や業際のノウハウの有無がビジネスに大きく影響してくると考えています。
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