サービス化時代の潮流、ビジネスモデルを探る。週末はクワッチ三昧!

週末はクワッチ三昧♪ 〜黒いダイヤに魅せられて〜

»

今日はこどもの日ですが、みなさんは子供の頃の原体験をお持ちでしょうか?

私は、生まれは東京なのですが、小学校の大部分を大阪府と奈良県の県境にあるブドウ畑に囲まれた田舎の小学校に転校していました。ひ弱な都会っ子が、山を一つ越えて小学校に通うようになりいろいろな事を覚えました。

《大阪府柏原市立玉手山小学校》

2012年末に拙著のセミナーで関西を講演旅行した際に36年ぶりに訪問。校舎の裏側が玉手山です。

Dsc09246

その一つがゲンジ採りです。

私の記憶の底にいつまでも残り、こだわり続けることになる幼少期の体験です。ゲンジとは、大阪河内地方の方言で”クワガタ”のこと。春から秋にかけて小学校に通う途中のクヌギ林を毎日探索してゲンジ(クワガタ)を採集をしていました。

当時、採集できたクワガタは、コクワガタやノコギリクワガタ。たまに採れるのがヒラタクワガタやミヤマクワガタでした。

《最もポピュラーなクワガタであるコクワガタ》

03drtmj001

当時私は、虫博士と呼ばれるぐらい昆虫大好き少年だったのですが、どうしても叶わぬ夢が2つありました。

1つは、クワガタのブリード(累代飼育)です。ブリードとは、ペアリング〜採卵〜幼虫〜蛹〜成虫までの飼育ステージを実現することです。今でこそ、飼育ノウハウが蓄積されてインターネットで公開されていますが、当時の図鑑では皆無でした。

そして2つめは、幻のクワガタと言われたオオクワガタ(学名:Dorcus hopei binodulosus)を飼育することです。当時は、飼育どころか実物を見る事すらできませんでした。

《山梨県韮崎市韮崎町産のオオクワガタ》

Img_7617

オオクワガタは、その希少性から幻のクワガタと呼ばれていました。当時の学研の図鑑にも挿絵でしか紹介されていませんでした。1990年頃から採集や飼育方法の開発が行われ、2000年前後には価格が高騰して黒いダイヤモンドと言われるなど、ブームが加熱しました。

小学校卒業と同時に大阪から東京に戻ってからは、”ゲンジ”のことはすっかり忘れていたのですが、息子が小学校低学年になる2003年ころから一緒にカブトムシやクワガタを飼育するようになり、子供の頃の叶わぬ夢を追い求めるようになりました(そしてこの趣味がもうひとつの私のライフワークであるサービスサイエンスの研究に大きく影響するようになります)。

今では、息子にはそっぽを向かれていますが(笑)、現在ではオオクワガタの飼育を週末の趣味にしております。たかがクワガタとはいえ、産地の研究や飼育資材、飼育方法の進化に加え、生物学的な伝播の歴史や環境問題への影響、遺伝子解析による種族の分類、コンテストなど、完全に大人の趣味と化しています。

ある意味コンテストに出すような個体の作出(ブリード)はモノづくりのカイゼン活動そのもの。また、ブリードと産地への採集活動(経験や体験)を組み合わせるとこれは立派なコトづくりと言えるのでは...

このブログの読者には、私と同じような原体験をお持ちの方も多いかと思います。そんな同好のよしみでブログにクワッチに関するモノづくりとコトづくりについて少しづつ書いていきたいと思います。

《佐賀県神埼郡神埼町産のオオクワガタ》

Photo_4

(つづく)

Comment(0)

コメント

コメントを投稿する