人材育成の現場で見聞きしたあれやこれやを徒然なるままに。

こんな本を読んだ!:『あなたの人生、片づけます』(垣谷美雨)

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明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

年末年始は、老親と共に過ごしました。自分だって少しずつ老いが近づいてきているのだから当然ですが、両親(父、生きてます!)共に本当に高齢になったなぁとしみじみ思いました。とはいえ、この年齢で両親共に揃っていること自体が有難いことではあります。

年賀状を見ていると、同年代(50代後半)は、子育てがほぼ終わり、親の介護真っ只中で、自らの老いとも直面中といった感じになっています。いずこも同じ、共に頑張ろうね!とハガキ見ながらしみじみ思いました。

さて、年末に読んでいた本を紹介します。

垣谷美雨さんの『あなたの人生、片付けます』。

垣谷さんの本は、数年前に初めて読んでから、目の付け所が面白くて、好きなのですが、この本もどこか出張先の本屋さんで見かけ、お!と思って手に取ったもの。(出張先でリアル本屋さんをうろつくのが好きです)

何の話かと思ったら、片付かない家にサポートで入り、片付けを支援する、というお話し(短編集)なのですが(小説です、フィクション)、この片付かない家の状況というのが、どのケースも「あるだろうなぁ」「わかるわぁ」と思うものばかりで、年末大掃除を着手しようかと思っていた時点で読み始めたこともあり、「我が家に捨てるものはないか?」とあちこちをひっくり返しては、書類を捨てたり、下駄箱から何年も履いていない靴を捨てたりしたものです。

さらに、実家に行けば、ほぼ昔のままの妹の部屋が気になり(私が使っていた部屋は母によって大半を処分されている)、大量のペン類を処分したくて仕方なく、とはいえ、勝手に手をつけてはいけないと、妹に許可を得て、着手。すべてのペンを書いてみては捨てる!を繰り返した結果、100本以上あったペンは、最終的に10本程度に絞り込まれた次第。ああ、すっきりした。(と、ここで妹にも事後報告)

その後、我が家に戻ってきてからも捨て熱が続き、「何か捨てるものはないか?」と箪笥の引き出しやらきっちんの引き出しやらどんどん開けてみて、年始になってもまだなんだか捨てています。
届き続ける謎のDMもいちいち電話したりネットにアクセスしたりして、送付停止したり、ずいぶん、すっきりしました。


ところで、この小説集は、片付けの指南がテーマではなく、片付けを通じて、とっちらかってしまった人生そのものを整理する、という内容なのですが、人生を整理するのは、自分自身の気づきによるもので、あくまでも自力本願なところがよいなと思います。
それに、片付け方についてもある程度のヒントが得られるので、時々読み返そうと思っています。

垣谷さんの本、他にも何冊か読みましたが、どれも私好みです。


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3家族の結婚から子育て終了までをオムニバス的に描く長編。どの家での出来事もこれまた「あるある!」と思ってしまう、考えさせられた小説。

大ヒットしているこの本、いやぁ、身につまされる。シニア世代の家族で、様々な事件が起こり、どんどんお金がなくなっていく恐ろしさ。

垣谷さんの本で最初に読んだのがこれ。インパクトあった!

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