人材育成の現場で見聞きしたあれやこれやを徒然なるままに。

「自分がどうなりたいか、目標とかビジョンとかないんですよね」っていいんじゃないかと思うのだけれども。

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年末なので、いろいろなものを整理していたら、どこかのOJTトレーナーの方が話していたメモが出てきた。

そこに、

「後輩に、『将来どうなりたいの?』『10年後、20年後、どうしていたいの?』と聴いても、何も出てこない。将来について考えていないみたいで、それじゃあ、今何をするかも考えられないんじゃないか」

と書いてあった。

どなたかの発言をメモしたもの。興味がわいたので記録したのだろう。

先輩が後輩(20代前半)の「将来像がない」ことを嘆いているわけなのだが、それ、普通なんじゃないだろうか?

どの世代の方にも聴いてみたいのだけれど、入社してすぐから「10年後はこうなって、20年後はこうなって、将来はこんなエンジニアになりたい!」と明確なキャリアビジョンがあった人ってどれほどいるんだろう?

そして、その通りになった人ってさらにどのくらいいるんだろう?

・・・

私、50代半ばだけれども、いまだに「将来どうなりたいか」がよく分かっていない。

これが好き、これは好きじゃない、というのは常にあるし、「こういう軸を大事にしている」というのもあるけれど、10年後のことなんてちっともわからないし、20年後のことなんてもっとわからない。

だって、10年後は、2027年だし、20年後は2037年ですよ。

20年後は引退しているだろうから、イメージが湧かないという部分もあるけれど、今、20代でもきっと同じだと思う。

平本あきおさんが、「日本人の大半は、キャリアビジョンを持っていなくて、じゃあ、何も考えていないのかと言えば、そんなことなく、今今の大事な価値観を軸にキャリアを積んでいる」といったことを述べていて、「ビジョン型」と「価値観型」の対比でこれを説明している。

このブログですでに2-3回同じことを書いているのだけれど、「価値観型のほうが日本には多い」という平本さんの説明iを本で読んだ時、「うわー!よかったーこれだよ」と思ったものだった。

世界はどんどん変化していて、「20年後のこと」なんてわからない。

もちろん、10年後はこうなっていたい!という目標をもって、仕事や生活を積み重ねていくのが好きな人もいるだろうから、それができる人はそうすればよいと思うのだけれど、後輩が「10年後にどうなりたいか、なんて、特にないっす」と言ったからといって、それはそれ。

「そうだよねー、イメージ湧かないよねー」

と私だったら思ってしまう。

私は、20代のころ、上司が面談の度に「10年後、どうなっていたいんだ?」と質問してくるのが、本当に嫌だった。

「10年後、この会社でどういうポジションで働いていたいのか?」ってなことも聞かれたけれど、結局、「10年後」にその会社はなかったわけで、「ほーらね!」と後日思ったりした。

年末年始。1年のことをふりかえり、新しい1年をどう過ごすかという目標を立てたりする時期ではあるけれど、そうそうビジョンを明確に!と自分で、あるいは、後輩を攻め立てなくてもよいと思う。

ゆるゆると。

大切な価値観は持っていつつも、「あそこへ向かっていくのだー」と目指すものがなくても、たぶん、大丈夫。

・・・・

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【私の2017年】


今年は忙しかったなぁーと思ったので、年間、どのくらい研修を担当したのか、日数で数えてみると129日でした。

宿泊は33泊。主に大阪、名古屋。札幌も久々にありました。

今年はさしたる病気をすることなく、健康で過ごせました。

ハーフマラソン2回、10㎞レース1回。年間ウォーキング(ジョグ含む)は、930㎞くらいでおわりそうです。

(Runkeeperというアプリで、年間目標は1000㎞に設定していたのだけれど、未達ですな、きっと)

明日27日で仕事納め。その後、12連休の予定です。

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