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人材育成の現場で見聞きしたあれやこれやを徒然なるままに。

個人的にキャリアの話題がとても旬です。

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大変ご無沙汰しておりました。生きてます。

今月は、キャリア月間と言っていいくらいに、たくさんのキャリア研修を担当しています。
参加される方は、20歳から60歳くらいまでの幅広い層です。

昨年、国家資格化されたキャリアコンサルタントを取得したこともあって、私自身が力入れています。
企業では、人事制度や働き方改革が進んでおり、それに合わせたキャリア研修の需要もうんと増えています。


キャリアの研修にはいろいろなアプローチがあると思いますが、参加している方がなんとなく楽しそうになってくるのは、自分の人生を振り返り、今後を考え、それを他者に話すセッションです。人に説明することですっきりするからではないかと思います。

転職しようとでも思わない限り、一度就職してしまうと、自分の人生を真剣につぶさに振り返り、それを言語化することというのはそうそうあるものではありません。
いや、転職しようと思っても、職業について振り返ることはあっても、人生そのものを言語化することは少ないかもしれません。

特に30代以上の中堅、40代以上の中年、50代以上のシニア、という人たちは、しっかりふりかえり、自分のキャリアを言葉にしてみることって大事です。

他人に説明しているうち、「あ、私が大事にしていたものはこれだったんだ」とか「なんだかんだ言って、この仕事のこの部分は好きなんだな」などと気づくことも多々あります。

そう、振り返るのと他者との対話はセットものです。

一人で自問自答しているより、誰かと話すことに意味があると思っています。

言語化していないことは、自分の考えかどうか実はよくわからない。

文字にする。
言葉で説明する。

他者から質問される。また解説する。

そういった対話の中から、自分が見えてくるのです。

私も今年は大きな節目の年になります。

さあ、頑張ろう。

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最近、とみにキャリアの本をたくさん読んでいます。以下、勉強になった本たちを紹介。

     

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