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人材育成の現場で見聞きしたあれやこれやを徒然なるままに。

「うがい」の真実

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土曜日に口腔外科の処置(悪い箇所を治す、腫瘍を除去する、とは違うので手術とは言わないらしい)を受けて以来、「イソジン」のうがいを励行している田中淳子です。

処方された「イソジン」は3本。薄めはしますが、数滴なんてもんじゃなくて、かなり濃いイソジンでのうがいです。切った箇所をイソジンで消毒する感じ。

さて、「イソジン」のうがいで気づくことがあります。

洗面台にかなり顔を近づけて、そーっと吐き出しているつもり(「ぺーっ!」なんてやってない)なのに、「イソジン」色の水は洗面台(ボール)の広範囲に飛び散る。

どこまで近づけると、飛び散らせずに済むのか、自宅で試してみたら、洗面台に顔を5センチほどまで接近させ、勢いつけずに、やわらかく口の中のものを吐き出すとようやく大丈夫。

おおお、色がついているから気付いたけれど、これって、すごい発見!

インフルエンザの季節になると、あちこちのトイレには貼り紙が。「うがい励行」「うがいの仕方」「手洗いの仕方」「正しい手洗いとうがい」・・・。でも、欠けている情報があります。

「うがいした後の吐き出し方」

たいていの人が、いや、たぶん、99.9%の人は、うがい後、かなり高い場所から口の中の水を吐き出していると思います。よもや、洗面台に顔がくっつきそうな位置まで屈もうとは思わないでしょう。(はっきり言いますが、洗面台にキスするくらいの距離感ですよ、飛び散りを防ぐには)

透明な液体だから気付かないのです。どれほど遠くまで、広範囲まで飛び散っているかを。

嘘だと思ったら、一度、イソジンでうがいしてみてください。

すんごく遠くまで、すんごく広範囲に飛び散りますからー。下手すると洋服にかかっていると思います。

無色透明だと気付かないことが、色がつくとよくわかる。

これは、「うがいの”見える化”」ですね。(たぶん、ちょっと違う・・・笑)

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