コンサルテーション、ファシリテーションの話からたまに音楽、サーフィンなども…

究極の働き方改革は「海の近くで仕事する」ことである!!

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<目次>
1. 政府の働き方改革とは
2. 「シリコンバレー式 よい休息」
3. おなじみパタゴニアの「社員をサーフィンに行かせよう」
4. 究極の働き方改革とは「海の近くで仕事をする」こと
5. 「海の近くのサテライトオフィス」のすすめ
6. 宮崎県日南市の「ITサテライトオフィス」による街おこし事例
7. 「IT ✖️ 湘南」プロジェクトを立ち上げよう!!!


1. 政府の働き方改革とは

安倍政権の重点政策の一つである「働き方改革」について、働き方改革実現会議は、本年3月末に実行計画を取りまとめました。その中では以下のような項目が今後の社会政策として挙げらています。

○非正規雇用の処遇改善
○長時間労働の是正
○賃金引き上げ
○柔軟な働き方
○転職・再就職支援

この中で4番目に挙げられた「柔軟な働き方」については、「テレワークを拡大。副業・兼業の推進へガイドラインなどを整備」として、その手段の部分にスポットが当てられているようです。

しかしながら、このテーマについては、手段ではなく、「何故、柔軟な働き方が必要なのか」、また「柔軟な働き方は仕事の質や生産性に何をもたらすのか」という目的が本質的に大事です。

2. 「シリコンバレー式 よい休息」

柔軟な働き方による「仕事と休息の関係」について、米国の「シリコンバレー式 よい休息」(アレックスジョンキムバン)では、以下のような考え方を提唱しています。

○質の良い労働をするためには、休息が必要である。
○休息は労働に対立するものではない、休息は労働のパートナーである。
○労働の合間に、正しい休息をとることは、エネルギーを回復させるだけでなく、その人の心に宿り、創造の女神に命を吹き込む
○労働で本当に集中できるのは3、4時間程度
○ここで休息とは、スポーツなど体を動かすことも多いに含まれる。

この「シリコンバレー式 よい休息」では、1日にの労働の中に良い休息のタイミングを入れることにより仕事の生産性があがり、クリエイティブな仕事ができる、

と言っています。

そしてその際の「休息」という定義の中には、ウォーキング、ランニング、サイクリング、スイミングそして海が近ければサーフィン、ボディーボードなども含まれるのです。

3. おなじみパタゴニアの「社員をサーフィンに行かせよう」

また「社員をサーフィンに行かせよう」という有名なスローガンを持っているパタゴニアもこれに非常に近い哲学を経営者が持っています。
パタゴニアの本「社員をサーフィンにいかせよう」の日本語版への序文の中でも、創業者のイヴォンシュイナードは、「勤務時間中に社員に、積極的にサーフィンやトレッキングなどに行かせる」狙いとして以下のような仕事の質の向上を挙げています。

○責任感の向上
○効率性の向上
○仕事のやり方をフレキシブルにする
○チームの協調性、信頼性の向上

4. 究極の働き方改革とは「海の近くで仕事をする」こと

このように、「働き方改革」の「柔軟な働き方」という指針においては、「日本人の働き方に対するパラダイムシフト」が大きく含まれているはずです。

従来:「1日の中では仕事をすることが美徳、仕事中に遊んではいけない。(5日働いたら土日に休息する)」

という仕事のパラダイムから

これから:「1日の中で仕事と休息をうまくバランスを取り、仕事の質を上げて、満足感を高める」

という新しいパラダイムに変わらなければいけないのです。

それでは1日の中で仕事と休息をうまくバランスをとりながら過ごすにはどのような環境がベストでなのでしょうか。

その答えは、ずばり「自然の中で仕事をする」ことです!

人間が休息中にエネルギーを得て、リフレッシュする方法として、一番効果的なことは自然環境と接することです。自然環境とは海、森林、湖など色々なものがあるが、ここでは、

「海の近くで仕事をする」というライフスタイルを提唱したいと思います。

ちなみに筆者は、藤沢市鵠沼海岸に、この春、自社のサテライト事務所を開設して、まさに「海の近くで仕事をする」という環境を実践しています。クライアントと会うために東京に出る場合もありますが、基本的に週のうち半分以上はこの海の近くのオフィスで仕事をするようにしている。

筆者の1日のライフスタイルを例として紹介します。

○出勤
○午前中はメール対応、原稿を書く(仕事)
○昼から自転車で海沿いをサイクリングと途中のカフェで昼食(休息)
○午後にメール対応、事務処理、原稿を書く等(仕事)
○夕方から海沿いをランニングまたは夕方の海で軽くサーフィン(休息)
○明日の準備、仕事仲間と情報交換等(仕事)または帰宅

このように1日のうちに仕事と休息を織り交ぜることによって1日の生産性を上げています
またこうした毎日少しづつ体を動かす生活習慣は、成人病予防にも役にたつはずです。

つまり健康な体をキープできて、仕事の質も高める、究極の働き方改革なのです!!

5. 「海の近くのサテライトオフィス」のすすめ

これからの仕事環境は政府の提唱する「テレワークの推進」に現れているように、ITを使っていつでもどこでもネットワークに繋がったパソコンやモバイル端末があれば仕事ができてしまいます。

例えばIT関係でフリーで仕事をしている私のような職種や、デザイナーやクリエイターなどの職種の方は、そうした柔軟な働き方、「海の近くで仕事をする」を選択してできる人たちだと思います。

また企業にお勤めの方でも、企業自身が「柔軟な働き方」をオプションとして導入して、社員が今までのような、全員が毎日満員電車で東京まで通勤して東京のオフィスで仕事をするワークスタイルから、週の何日かはより自然の中にある「サテライトオフィス」で仕事をして「仕事」と「休息」をバランスよくとり、より人間らしい満足感のある仕事スタイルに変わってほしいと思います。

企業にとってはサテライトオフィスのルールとして仕事中に積極的に散歩、ランニングで汗を流すことを推奨することで、社員の健康管理の維持、ひいては医療費の抑制、そして社員自身の満足度を高めることで離職率の低下を促すはずです。

またそれぞれのライフスタイルに合わせて、独身の方や、子供がある程度大きくなった方達だけでなく、子育て中の方も子供連れて、保育施設のある海(や山)の近くの自然が身近にある「サテライトオフィス」で仕事をすることもできるのではないでしょうか。都会ではなく、子供が過ごしやすい自然環境のあるサテライトオフィスで、親子で満足したワークライフを過ごす、素敵なことのような気がします。

さらに、いっそのこと本社を海沿いに移してしまう企業も、そのうち現れるのではないかと期待しています。例えば先ほどのパタゴニアは鎌倉に日本オフィスがあるようです。そんな企業があったら是非就職したいですよね。

6. 宮崎県日南市の「ITサテライトオフィス」による街おこし事例

九州の宮崎県の日南市はこれに似た取り組みをしています。

宮崎県日南市にある「油津商店街」の中に、現在全国のIT企業のサテライトオフィスが続々と集まってきています。元々はいわゆるシャッター商店街の場所を活用して、市がサテライトオフィスとしての施設を作り、その中に、東京などの首都圏に本社のある中堅のIT企業がサテライトオフィスとして進出して、単に仕事をするだけでなく、地域の人たちとのコミュニケーションや、地域課題の解決に力を貸すという取り組みを、日南市と二人三脚で進めているとのことです。

宮崎県日南市と言えば、湘南と同様に、九州でも有数のサーフィンポイントです。海が好きな若者にとっては、まさに海に近い環境で仕事をすることができるメリットがあります。

ただこの日南市の例は、働き方改革と合わせて、地域振興や新たな地域コミュニティを作るということを日南市が率先してリードしているということです。大変参考になる事例だと思います。

7. 手始めに「IT ✖️ 湘南」プロジェクトを立ち上げよう!!!

この「海の近くで仕事をする」というコンセプトの実現は、日本は割と海に囲まれているために、ちょっと工夫すればできてしまうのではないかと思います。

例えば私のオフィスがある藤沢市などは、東京からも電車で1時間以内の距離にあり、東京の西側から神奈川県にお住いの方であれば、十分サテライトオフィスとしてふさわしい土地柄なのではないかと思います。

また、特にITという職種はパソコンとネットワークがあれば基本的に仕事ができてしまうし、また会議も最近はスカイプなどで遠隔でも十分であることを考えると、IT企業こそが率先して、社員の健康管理や新しいイメージアップを目的に、湘南エリアに「サテライトオフィス」を構えるべきだと思います。

是非、都心に本社があるIT企業が、働き方改革の一つの施策として、湘南エリアの海沿いにオフィスを構えて、そうしたサテライトオフィス同士が、日南市の事例のように、また互いにネットワークして

「湘南エリアにIT企業のサテライトオフィスコミュニティができる」

ことを強く妄想しています。

東京からも近く、海の近くで仕事のできる環境

「 IT ✖️ 湘南 」 サテライトオフィス

ぜひ、賛同いただける方とこの後、実現に向けてお話ししていきたいと思っています。

また加えて、宮崎県日南市の事例のように、藤沢市、茅ヶ崎市、鎌倉市などの行政の役割も大変重要です。

「新たな働き方企業誘致」として、その拠点となる

「海の近くにサテライトオフィスが入居できる施設」

を是非作ってほしいと思います。

またその拠点がもし、古い湘南コミュニティに近い場所であれば、IT企業と地元の人たちの交流が生まれて、面白い街おこしにもつながると思います。

実は調べたところ、湘南エリア(鎌倉、藤沢)に拠点を構える中堅規模のIT企業が、すでに十社近くあることがわかりました!!

こうした既存のIT企業とも連携し、新たなサテライトオフィスを構えるIT企業も含めて
「湘南に拠点を構えるIT企業のネットワーク(既存の企業、新しい企業)」として「湘南ITタウン」作っていくことも私の夢、いや妄想の一つです。

「 IT ✖️ 湘南 」 プロジェクト

是非実現させましょう!!


(参考文献:政府厚生労働省HP、「シリコンバレー式 よい休息」アレックスジョンキムバン 日経BP社、 「社員をサーフィンに行かせよう」イヴォンシュイナード 東京経済新報社、「ココロココ 宮崎県日南市にIT企業が続々と集結!!」HP )


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