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時代を超える「普遍的な原理原則」

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こんにちは、しごとのみらいの竹内儀晴です。

全国的に寒波に見舞われていますが、みなさんのところは影響ありませんか?妙高は元々雪国なので、その感覚からすればそれほど大雪ではない印象です。寒いですね。体にはどうぞご自愛ください。

そういうわたくし、先週末より風邪で数年ぶりに寝込みました。インフルエンザではなかったのは幸いでしたが、あー、熱で寝込むとしんどいですね。

日曜日の朝、熱は37度台に下がりましたが、周りにうつしたくないのでじっとしていました。隔離(笑)されていた部屋にはテレビがなく、寝るか、ネットでもするかぐらいしかできません。けれども、最近、不用意にネットに触れている時間がすごくもったいないような気がしていたので、こういうときはゆっくり本を読むのが一番だろうと、一日、本当に一日、本を読みました。目が疲れたらお坊さんの説法を聴きました。

本は、安岡正篤さんを選びました(どんな方は調べてください)。安岡さんの本は何冊か持っています。独立する前か、直後ぐらいだったような気がします。当時は難しくてうまく読み切れなかったのか、頭で分かったような気になっていただけだったのか、あまり印象に残っていません。けれども今回は違いました。一つ一つの言葉にグッときて、「そうだな。大切なのはこういうことだよな」と節々に感じます。

それと、お坊さんの説法もよかったなぁ。何人かのお坊さんと経営者の対談を聴きました。お坊さんになるわけではないのでそんなに深く知る必要もないとは思うんですけど、お経は死んだときにあげるものではなくて、さまざまな生きる知恵なんだね。

それにしても、原理原則は時代を超えますね。そして、肝腎要のときに威力を発揮するんだろうなと思います。人はとかく、新しいもの、新しいものへと行きがちで、古いものは否定しがちですけど、昔からずーっと繋がっている「日本人としての在り方」「人としての在り方」を教えていただいた、そんな感じがしました。

これだけ集中したのはいつぶりだろう?とっても楽しかったので、机の片隅にいつも置いておいて、これからも折を見て普遍的な原理原則を読んで、聞いて、じっくりと学んでいきたいです。

ちなみに、今回読んだ本はこれ。腰を据えて仕事をしたい人、いろいろと迷っている人にもおすすめ。

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