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【書評】THE PRIORITY LIST 人生という教室

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こんにちは、しごとのみらいの竹内義晴です。

人生は変えられるのか?

多くの人が人生をより良くしたいと思っていると思います。まぁ、「人生」なんて大げさに捉えなくても、「毎日がもっと楽しかったらいいな」……そんな風に考えてる人は多いでしょう。

人生を変えたいと思う人ほど、過去にいろんな経験をされてきたのではないかと思います。そして、それをなんとかしようと、いろんな自己啓発書を読んだ経験もあるかもしれません。「これであなたの人生が変わる!」と銘打った本がたくさんありますよね?(たとえば、「やりたいことを100個書き出す」とか)。

そういう本に触れると、一時的にテンションは高くなるけれど、それで何かが変わるか?っていうとそうでもなくて、実際には嫌なことはたくさんあるし、人間関係はごたごたしているし、いろんなストレスもあるし、3日も過ぎれば現実に飲み込まれてしまう……。

「人生なんてそうそう変わるもんじゃない」……それがまあ、一般的な解釈なんじゃないかなと思います。

人生という教室

先日お世話になった東洋出版の編集者、Aさんに「THE PRIORITY LIST 人生という教室」という本を送っていただきました。

「THE PRIORITY LIST」というタイトルを見ると、一般的な自己啓発書にあるような「人生のやるべきことを考えて、それをリスト化して、人生をもっと充実していきましょう」というような印象を抱きますが、東洋出版さのサイトによれば……

大半の人は、人間に死はつきものだと思っていて、深く考えることはない。 そして人生が無限であるかのように毎日を生きる。 でも自分の死を確信し、そのときを迎える心の準備ができたとき、 初めてどう生きるべきかを学ぶことができるのだ。

高校の英語教師として生徒たちから厚い信頼を受けているダヴィード・メナシェは、脳腫瘍に冒され余命宣告を受ける。その後6年に及ぶ病魔との闘いの末、視力、記憶力、身体の自由を奪われた上、生きがいであった教職を去ることを余儀なくされる。しかしメナシェは、教育者であり続けることを諦めなかった。すべての治療を止め、先の困難な道にひるむことなく、人生という名の新たな教室に踏み出す。 「一人でアメリカを旅しながら元教え子たちを訪ねる」という大胆な計画をフェイスブックで発表するメナシェ。「僕は彼らの人生に影響を与えることができたのだろうか。この目で確かめたい」と、麻痺した身体を杖で支え、バスや列車を乗り継ぎながら、マイアミ・ニューヨーク・米中部・サンフランシスコまでの約1万3000キロの旅路で、大勢の教え子たちとの再会を果たす。メナシェがたどりついた人生の教訓とは?

どうやら、「やりべきことを書き出す」みたいなものではないみたいです。病に冒された著者の自伝のようです。

確かに、最後はみんな死にます。「命は大事だ」ということもみんな知ってます。けれども、病でもない限り深く考えることはありません。

ということは、「いつかみんな死ぬんだ。だから、後悔しないように一生懸命生きよう!」みたいな本なのでしょうか。

実際に読んてみたら……違いました。

プライオリティ・リストとは?

タイトルにある「プライオリティ・リスト」とは……

自分が大切にしている価値観について優先順位をつけたリスト。 そもそもはメナシェが考案した授業課題で、取り上げた作品の登場人物たちがどのような価値観を重視していたか順番を考えることで、相違点や共通点を見つけるものだった。 それが生徒自身のリストにも発展。自分という人間に改めて気づかせたり、生徒同士が互いに尊重し、共感する気持ちを育む機会となった。
病気が発覚した後、メナシェが自身の本音に気づく重要な場面でも登場する。
リストのキーワードは、「家族」「仕事」「愛情」「プライバシー」「富」「冒険」「友情」「安心」「自立」「旅」「教養」など。

とあります。つまり、「優先順位のリスト」です。キーワードは自分でリストアップするのではなく、本の中で提示されています。

刹那……一瞬一瞬を大切にする

この本は、一般的な「○○したら、○○になれますよ」というような表面的な内容ではなく、著者の体験をメタファーとして、「私の人生はこういう人生で、人生で大切なことはこういうことだったけれど、あなたは人生をどう考える?」というような、「読者に考えさせる本」でした。実際、「こういう場合、ボクならどうするだろう?」と幾度となく考えました。

ボクがこの本で感じたことを一言で表現するなら、「刹那(せつな)」という言葉でした。

  1. 現状を受け入れる
  2. 受け入れた現状を愛する
  3. どうしたらよりよくなるのかを考えて行動する

……とは本には書いてないのですけれど、ボクはこういうことが大切だと思っています。答えは人によって違うんじゃないかな。

ちなみに、ボクのプライオリティ(優先順位)・リストの順番は……

「仕事」「リスペクト」「楽しみ」「スタイル」「芸術表現」「精神性」「家族」「受容」「安心」「愛情」「友情」「教養」「富」「冒険」「自立」「プライバシー」「健康」「財産」「旅」「結婚」「性」

って感じです。これだけでも「何を大事にしているか」が分かりますよね?

というわけで、今日は「THE PRIORITY LIST 人生という教室」についてでした。仕事や人生について考えてみたいあなたに、オススメの本です。

人生という教室 プライオリティ・リストが教えてくれたこと
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