オルタナティブ・ブログ > 竹内義晴の、しごとのみらい >

「しごと」をもっと楽しくしたい!

批判したくなるキモチ

»

私たちは、「誰か」や「何か」に対し、批判したくなることがよくある。

批判したくなるキモチが芽生えると、
(ここに限らず)ブログに批判を書きたくなる。

批判を書くと、何だかスッキリする。
「してやったり」という気分になる。

そして、コメントがついたりすると、
「ほ~ら、やっぱりそうだ」と自分の正しさを確認する。

 

最近、批判はやめることにしている。

誰かや何かを見て「批判したくなる」ということは、
一瞬、相手が悪いように思えるのだけれど、
よく考えてみると、

「自分の中に批判したくなる要素がある」

ということ。
批判したくなるキモチは、
自分の中の批判的要素に反応することで起きるのだ。

 

昔、「胡散臭い」という言葉を使ったら、
メンター的な立場の方にこう言われたことがある。

「胡散臭いと思うのは、
 あなたの中に胡散臭い何かがあるからじゃないですか?
 言葉には、気をつけたほうがいいですよ」

そう言われて、撃沈した。

 

最近は、自分の外を批判するのではなく、

「自分の中の、何が批判したいと思わせるのか?」
「自分の中にある、反応した要素は何か?」

を、自分に問いかけ、確認するようにしている。

そうすると、批判したくなる理由というのは、
単なる思い込みの場合がほとんど。
「なんでこんなことに腹を立てているのだろう?」
と、自分がおかしくなることが、よくある。

逆に、正義感など、自分の肯定的な価値観に気づくとうれしくなる。
自分のいいところに気づけるようにもなる。

 

批判したくなるキモチが浮かんだときは、自分の本音に気づく絶好のチャンス。
誰かや何かを批判しているだけじゃ、もったいない。

「自分の中の、何が批判したいと思わせるのか?」

を考えることで、自分の中からいろんな答えを見つけることができる。

-----

今日の新潟は雨です。

最近、寒いですね。ヒーターが欠かせません(笑)。
インフルエンザも流行っていますし、
みなさんもお体にはご自愛くださいませ。

Comment(3)