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ITのきらいな男がIT業界に迷い込んで創ったビジネスモデル

プレゼンのプロと、話しのプロ

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当社の動画プレゼンテーションに登場する話者の95%は、会社関係者である。
テーマにあわせて、社長、製品責任者、営業責任者など、
最も、「思い」を語れる人が、プレゼンテーションを行う。
文字や情報だけでなく、熱量を伝えることができるコンテンツである。
但し、当社以外のWeb動画に登場する話者の多くはプロの話し手(MC)である。
以前、広告代理の皆様から、良く聞かれていた質問がある。
「ヒューマンセントリックスさんの動画には、
なぜ、おじさんやおばさんばかり登場しているのですか?」
一般の動画制作との視点の違いである。
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当社のコンセプトはとても、シンプルで、美しい動画を作っているのではない。
動画でしか、伝えることができないのは
表情であり、声のトーンであり、「思い」である。
客観的な情報であれば、文字で十分である。
本当に製品を検討している視聴者は、
きれいなプレゼンテーションをみたいのではなく、
文字では確認できない製品のコンセプトや責任者・担当者の思いである。
事実、イベント会場で、多くの華やかなプロの話し手が活躍しているが、
どれも同じに聞こえてしまう。具体的に検討している参加者は、
華やかさに目もくれず、「おじさん」に聞きにいく。
CMのように不特定多数のコンシューマーに、イメージを伝えるには
俳優やしゃべりのプロが良いだろう。
より細分化された内容で、ターゲットが決まっているビジネス向けの
プレゼンテーションの場合は、華やかさや映像としての完璧さよりも、
「信頼」「身近さ」「熱量」が大切である。

自分が視聴者の立場になって、「なるほど」と思えるプレゼンテーション
こそ、当社のコンセプトそのものであり、他のWeb動画との違いでもある。

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