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夢が持てる次世代を創るために企業の人材の採用、育成などを支援しているビジネスコーディネータの日々の奮闘をつづります

「出すぎた杭になるためのエネルギー源は飢餓感!?」

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”出る杭は打たれる”

でも

”出すぎた杭は誰も打てない”

そんな出すぎた杭になるためには燃料が必要!
その燃料は「”飢餓感””屈辱”だー」という過激なお話をされた
MIT Media Labの石井教授の講演を聞いてきました。

あっという間に過ぎ去った、1時間30分の講義。
思考が開かれる。視野がパッとひらくお話がたくさんありました。
聞いて感じたこと、私が考えたことを今日は書こうと思います。

出すぎた杭になるためのエネルギーという
”飢餓感”や”屈辱”
誰もが味わいたくない。そう思うネガティブなもののように感じます。
でも、教授はこれをプラスのエネルギーに変えるのだと説明。
講義中も受けた質問に対して、
「もっと深い質問できないのか?」
そんな返しをする場面も見られました。
そこで折れてしまう人もいますが、
それを受けて、「何くそ!」と思う経験。
自分で限界を決めない経験。
「もっと上を!」
「追求することが必要」

と、私は解釈しました。

考えて、行動して、やり抜いた上に自分の価値を創る
誇り・プライドを形成していくことが今の私たちに必要なのかも!
そんなことを感じる講義でした。

その他印象に残った話を3つご紹介します。

1)Zero G : 重力に逆らう

 既成概念をとっぱらう。
 Media Labでは”違うこと”を大切にしているそう。
 違った未来のビジョンをぶつけ合うことで新しいものを生み出すとのこと。

人は変化。違いを嫌がることが多いように思います。
でも、変化を理解する。エネルギーの差こそが
クリエイティブをうみ出す
のだということを再認識しました。

2)未踏峰連山を目指すための3つのForce

 先駆者になることが、MITに生き残れる条件。と語った石井教授。
 そのために必要な3つの力とは!?
 
出杭力、道程力、造山力だそう。

自分で目標を立てて、突き進む。
パイオニア精神。そして挫折しても乗り越える。
サバイバルできる力が必要
なのだと思いました。

最近、サバイバル・生命力ある人材が欲しい。
そんな企業の声を耳にすることが増えました。

物が豊富にある時代。
横並びの教育を受けてきている私たち。
グサリっと刺さる言葉でした。

3)永遠の未来について考える

 「2200年を生きる人々に何を残したいか?」
 これが、石井教授からの最後の問いかけでした。

みんな生きている時間の中での未来を考える。
そうではなく、永遠の未来について考える。

時間の捉え方。枠の超え方が自分の想像をはるかに超えていて
斬新だと思いました。
また、こういう思想・思考に触れることが自分のふり幅を大きくする。
成長させるのかと思いました。

私なら、何を残すのか?

これは自分がどんな価値を創れるのか?を問われているようにも感じました。
まだ、自分の価値と言えるものがない。
ちっぽけな存在だなという認識をしたサミーでした。

変わってくものの中にある、変わらないもの。
自分の信念、方向性、ビジョン。
未来を見据えて決める。考えるときがきた。
そんなことを講義を受けて思いました。

皆に必要とされる”出る杭”になりたいなぁと思う、サミーでした。

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