6月7日のUst番組「Looops.TV」に、株式会社マインドパレットと株式会社ミログのスタートアップ2社が登場しましたので、紹介したいと思います。
【株式会社マインドパレット】
株式会社マインドパレットは、写真でつながるソーシャルメディア、ソーシャルプリクラのiPhoneアプリ「Snapeee」を開発・運営しています。 カジュアルに「感情・感覚を表現できるソーシャルフォトプラットフォーム」を目指しています。
Snapeeeでは、写真を撮影し、デコレーション素材を使って楽しくアレンジすることができ、FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアに写真を投稿して友達と共有することができます。Snapeeeが描く世界観は、Instagramなどの一般的な写真共有アプリのものとは異なります。
一般的な写真共有アプリは、フィルター加工して、写真をプロっぽく見せますが、Snapeeeの場合、「スタンプ」「ブラシ」「フレーム」「フキダシ」「テキスト」などのデコレーション素材が豊富で、「あなたらしさ」を自由に表現できます。Snapeeeでは、見る人が得られる感情が多彩で、カオス的な世界観を創り出しています。
Snapeeeは、2011年5月12日のリリースから僅か一週間で5万ダウンロードを達成しました。地域別で見ると、日本26%、台湾24%、香港23%、中国15%、その他(シンガポール、ニュージーランド、アメリカ、など)12%と、特にプリクラなどの日本の文化に馴染みがあるアジアで広がりを見せています。ユーザーによるTwitterやFacebookなどのソーシャルメディアへの写真投稿が、Snapeeeのグローバル展開を後押ししたと考えられます。
驚いたのが、Snapeeeの開発する上で、男性社員が女性誌などを読んで、デコレーションなどを研究したことです。アプリを見ただけでは、男性が開発したアプリとはとても思えませんが、しっかりと女心を掴むアプリに仕上げました。今後は、女性社員を採用して「女子力」を身に付けていくみたいです。もちろん、男性同士の利用も可能で、実際に7:3、8:2の比率で男性ユーザーがSnapeeeを利用しています。
「日本独自の文化を世界へ」
現在、Snapeeeは無料アプリですが、今後は「デコレーション素材」をアイテム課金で提供するビジネスモデルを導入する予定です。
Snapeeeは、日本独自の文化、日本の良さを全面的に出していて、日本独自のものでも世界に勝てることを証明しました。今後の展開に期待です!
【株式会社ミログ】
2009年4月に設立された株式会社ミログは、Android(アンドロイド)に特化したスタートアップです。
ミログは、2011年5月24日に、株式会社オプト、株式会社リクルートインキュベーションパートナーズ、株式会社ヴイ・シー・スクウェアの3社から、総額3.1億円の第三者割当増資を調達したばかりです。これに加え、COOにVanceInfo Technology社の副社長を務めた広瀬肇(ひろせはじめ)氏、技術責任者に全世界で800万ダウンロードを誇るFxCameraの開発者の山下盛史(やましたもりふみ)氏が経営陣に加わりました。
ミログは、Androidのアプリ情報に注目していて、下記3つの事業を展開しています:
①FriendApp(フレンドアップ) - 友達と持っているアプリを共有するアプリ
②App.TV(アップTV) - アニメ・マンガなどの日本コンテンツを海外に配信していくアンドロイド特化型配信プラットフォーム
③AppReward(アップリワード) - Androidアプリに特化したリワード広告のアドネットワーク
上記の三本柱が、ミログの「エコシステム(生態系)」を創造しています。特に、アプリ情報を集めるためのFriendApp(B2Cサービス)と集めたアプリ情報をマネタイズしていくAppReward(B2B事業)の2つが、ミログのビジネスモデルを構築しています。
FriendAppは、既に10万台もの端末にインストールされていて、300万から400万のアプリからアプリ情報を集めることができます。集めたアプリ情報は、アプリ内のリワード広告型のアプリ内課金システムAppRewardに活用します。
リワード広告とは、アプリを利用しているユーザーが、広告主の広告をクリックしたり、広告主のアプリをダウンロードしたり、何らかのアクションを起こした際に、そのアプリ内のアイテムやポイントを付与する広告モデルです。
AppRewardは、CPI(Cost Per Install)による成果報酬型広告なので、広告主は、アプリがインストールされたときのみ広告費用が発生するので、コストを抑えたプロモーションを展開することができます。
「データを集めたものが制する」
このビジネスモデルは、端末からアプリ情報を集めることができるAndroidならではのビジネスモデルです。iOSは、アプリ情報のAPIを公開してないため、アプリ情報を集めることができません。
ミログは、Androidの特徴を活かし、モバイル時代において最も重要となるアプリ情報を誰よりも多く早く集めることを目指し、グローバル展開に挑んでます。
【両社のCEOの対談】
マインドパレットのCEOを務める小林佑次(こばやしゆうじ)さんとミログのCEOを務める城口洋平(きぐちようへい)さんの対談では、両社の誕生秘話や哲学に触れることができ、非常に勉強になりました。両者のお話の中で、特に印象に残ったことを紹介します。
小林さんは、起業する際に元々アイデアがなかったそうですが、会社の同僚(神尾さん)に「アイデアはないけど、一緒にやってくれ」と相談したところ、神尾さんは即決で「YES」と答えました。実は「Looops.TV」の現場に神尾さんが同席していて、「YES」と答えた決め手は「人」と答えました。起業にはリスクが付き物ですが、そんな中でも一緒にやってくれる信頼できる「人」とチームを組むことが凄く大切だと思いました。
城口さんは、大学時代に「ウェブ進化論」の梅田望夫さんに弟子入りしたことがキッカケで起業しました。「時代に転機が来たら、そのときに勝負しろ。」と教わり、弟子入りから一年後ぐらいに、オバマ大統領の誕生やリーマンショックなどの転機が起きて、「今だ!」と起業したみたいです。この誕生秘話を聞いたときに、知識と見識に優れているメンターの存在の大切さを学びました。
東日本大震災が発生して日本の変革が求められている現在、まさに梅田さんが仰っていた「今」だと思います。
6月7日のUst番組「Looops.TV」には、TechCrunch Japanの編集長を務める西田隆一さんとループスCEOの斉藤徹さんが「"日本発世界"スタートアップの今とこれから」に関して対談もしました。
ほぼ全文公開!特別対談:TechCrunch Japan編集長 西田 隆一 氏 × ループスCEO斉藤 徹
http://blogs.itmedia.co.jp/socialreal/2011/06/techcrunch-japa-e606.html
下記のマインドパレットとミログが登場した「Looops.TV」を是非ご覧ください。
Video streaming by Ustream
【リンク】
株式会社マインドパレット
http://mindpl.co.jp/
Snapeee
http://snape.ee/
株式会社ミログ
http://milog.co.jp/
FriendApp
http://friend-app.com/
<お知らせ>
5月19日、ループス・コミュニケーションズのインターン生が、同時にオルタナブログ執筆を開始しました。インターン生一同頑張っていきますので、応援何卒宜しくお願い致します。
他のメンバーのブログも是非ご覧いただければ幸いです。【あいうえお順】
・小俣剛貴:Office WADE http://blogs.itmedia.co.jp/goooooki/
・佐々木真:GREAT GEEKS http://blogs.itmedia.co.jp/sasaki/
・正路盛也:Evention http://blogs.itmedia.co.jp/sseiya/
・原田康平:Social Media Value for Sports http://blogs.itmedia.co.jp/smvs/
Twitterが、数々の新サービスを発表したので、本記事にまとめました。
【「フォロー」ボタン】
2011年6月1日(日本時間)、Twitterが「ツイート」ボタンに続く「フォロー」ボタンを公開しました。
「ツイート」ボタンが「つぶやき」を共有するボタンなのに対し、「フォロー」ボタンは「つながり」を構築するボタンです。
以前、サイトの閲覧者にフォローしてもらうためには、一度Twitterのサイトに誘導する必要がありました。「フォロー」ボタンの登場により、閲覧者はサイトから離れることなく、ワンクリックで簡単にフォローすることができるので非常に便利です。また、「フォロー」ボタンの右側に表示されているユーザーネームをクリックすると、ポップアップが出てきて、フォローする前にプロフィールを確認することができます。
「フォロー」ボタンのデザインが、慣れ親しんだ「ツイート」ボタンのデザインに似ているため、サイトの閲覧者も見やすくクリックしやすいのも特徴の一つと個人的に考えています。
サンプルとして、私の「フォロー」ボタンを作成し、本ブログに導入しました。
「フォロー」ボタンの例:
Twitterのブログによると、The Huffington Post(ハフィントン・ポスト)やThe Wall Street Journal(ウォール・ストリート・ジャーナル)などのネットメディアからJustin Bieber(ジャスティン・ビーバー)やLady Gaga(レディー・ガガ)などのアーティストの公式サイトまで、既に50サイト以上に導入されています。
Twitterのアカウントをフォローする閲覧者は、つぶやきに反応したり、リツイートしたり、サイトに繰り返し訪問する傾向があります。「フォロー」ボタンの登場により、サイトの閲覧者がワンクリックでフォローできるようになったので、ますますTwitterの活用が重要になってくると思います。
是非「フォロー」ボタンをサイトに導入してみてください!
【「フォロー」ボタンの作り方】
1. Twitterのこちらのサイトを開く
2. 下記の必要事項を記入する
・あなたのユーザー名は?
・背景に何色を使用しますか?
・フォロワー数を使用しますか?
・言語の選択
3. 右側のHTMLコードをコピーして、HTMLコードをサイトに貼付ける
【進化した検索機能】
2011年6月2日(日本時間)、Twitterが「新しい検索機能」と「写真共有機能」を発表しました。
本日から「より精度の高い」検索機能と写真や動画を右カラムに表示する機能が追加されます。
興味深いのが、TwitterとMozilla(モジラ)の提携です。ウェブブラウザのFirefox(ファイアフォックス)を開発しているMozillaと提携して、「Firefox with Twitter」を開発しました。
主な機能:
・アドレスバーに「@」や「#」で検索すると、Twitterのユーザー名や「つぶやき」を検索することができる
・新しい「つぶやき」があると、Twitterアプリのタブが光って知らせる
・右上の検索ボックスを「Twitter検索」に切り替えることができる
また、Firefoxの現在のバージョンを利用しているユーザーのために、上記と同じ機能を果たすAdd-on(アドオン)があるので、是非ご利用ください。
詳細は下記のサイトをご覧ください:
http://firefox.twitter.com/
【写真共有】
Twitter上で写真を共有できるTwitPicやyfrogなどの写真共有サービスは有名ですが、Twitterは独自の写真共有サービスを本日発表しました。
Twitterは、写真共有サイトのPhotobucket(フォトバケット)と提携して、写真をアップロードして「つぶやき」に添付することができる機能を発表しました。アップロードされる画像は、Photobucketのホスティングにアップロードされます。数週間の間に、全てのユーザーにこの機能が提供される予定です。
Twitterによる写真共有の新機能のPVをご覧ください。
Twitterの写真共有サービスは、アップロードされた写真や動画に「#」を付けることができます。将来、大規模な災害が発生したとき、「#」を活用して写真や動画をリアルタイムに検索・共有して、よりスピーディーに復興支援を行うことができるようになるかもしれません。
来週(6月6日〜10日)に開催されるAppleの「WWDCカンファレンス」では、TwitterがiOS 5に組み込まれた新サービスが発表される予定なので、非常に楽しみです。
【リンク】
Twitter / Follow Button
http://twitter.com/about/resources/followbutton
Twitter Blog: Introducing the Follow Button
http://blog.twitter.com/2011/05/introducing-follow-button.html
Twitter Blog: search+photos
http://blog.twitter.com/2011/06/searchphotos.html
Twitter / Get Firefox with Twitter
http://firefox.twitter.com/
Photobucket
http://photobucket.com/
<お知らせ>
5月19日、ループス・コミュニケーションズのインターン生が、同時にオルタナブログ執筆を開始しました。インターン生一同頑張っていきますので、応援何卒宜しくお願い致します。
他のメンバーのブログも是非ご覧いただければ幸いです。【あいうえお順】
・小俣剛貴:Office WADE http://blogs.itmedia.co.jp/goooooki/
・佐々木真:GREAT GEEKS http://blogs.itmedia.co.jp/sasaki/
・正路盛也:Evention http://blogs.itmedia.co.jp/sseiya/
・原田康平:Social Media Value for Sports http://blogs.itmedia.co.jp/smvs/
海外でスマートフォンを利用して、パケット通信料に驚いたことはないでしょうか?
2011年4月29日にリリースしたOnavo(オナヴォ)は、パケットを圧縮して料金を抑えるiPhoneアプリ(Android版は現在開発中)を提供するイスラエルのスタートアップです。Onavoのサイトによると、Onavoをバックグランドで動作させておくだけで、データ通信量を最大80%削減することができます。2011年5月17日にSequoia Capital(セコイア・キャピタル)などから3億円の出資を受けた時点で500GBものデータの節約に貢献しました。
Onavoのプロモーションビデオをご覧ください。
そもそもなぜ国際ローミングは高いのか?
ローミングとは、Wikipedia(ウィキペディア)によると、下記のように提議されています:
携帯電話やPHS、またはインターネット接続サービス等において、事業者間の提携により、利用者が契約しているサービス事業者のサービスエリア外であっても、提携先の事業者のエリア内にあれば、元の事業者と同様のサービスを利用できることをいう。
国際ローミングの場合、日本の通信事業者が提携する海外の通信事業者の通信網を利用し、一度日本を経由してデータ通信するので、両社に通信料を支払うような形になるので割高になります。Onavoはここに目をつけ、Onavoのクラウドサーバ(Amazon Web Services)にある圧縮技術を活かし、データがスマートフォンに送られる前にデータを圧縮します。
Onavoの利用にあたって、心配されるのがプライバシー問題です。Onavoは現在無料ですが、ユーザーから得たデータをネット広告会社など第三者に提供するビジネスモデルではなく、今後有料サービス(総合的にユーザーが得する範囲の価格)になる予定です。
日本ではスマートフォンの料金プランがパケット定額制なので、メリットが少ないかもしれませんが、海外出張が多い方には必須アプリです。
【インストール手順】
1. アプリをApp Storeからダウンロードして、インストールする
2. アプリを起動して、メールとパスワードを設定する
3. プロファイルをインストールする
4. バックグランドで動作する
【アンインストール手順】
1. iPhoneのトップ画面の「設定」を選択する
2. 設定画面の「一般」を選択する
3. 一般画面の「プロファイル」を選択する
4. 「Onavo」と書かれた構成プロファイルを選択して、削除する
5. アプリをアンインストールする
なお、2011年5月現在、日本のApp Storeでの評価は、7人から評価平均1.5星と低いですが(米国のApp Storeでは、104人から評価平均3.5星)、今後のバージョンアップに期待です。
【リンク】
Onavo
http://www.onavo.com/
<お知らせ>
5月19日、ループス・コミュニケーションズのインターン生が、同時にオルタナブログ執筆を開始しました。インターン生一同頑張っていきますので、応援何卒宜しくお願い致します。
他のメンバーのブログも是非ご覧いただければ幸いです。【あいうえお順】
・小俣剛貴:Office WADE http://blogs.itmedia.co.jp/goooooki/
・佐々木真:GREAT GEEKS http://blogs.itmedia.co.jp/sasaki/
・正路盛也:Evention http://blogs.itmedia.co.jp/sseiya/
・原田康平:Social Media Value for Sports http://blogs.itmedia.co.jp/smvs/
「Buy One, Give One(ひとつ買うと、ひとつ寄付)」モデルと取り入れたサービスを聞いたことがあるでしょうか?そんな前代未聞なビジネスに挑戦しているのがWarby Parker(ワービー・パーカー)というオンラインの眼鏡専門店を運営しているスタートアップです。
2010年2月にペンシルベニア大学ウォートン・スクールの学生4名により創設されたWarby Parkerは、自社で洗練された眼鏡をデザインして、外部に製造委託することで95ドル(約7,700円)とアメリカでは安価な眼鏡を販売しています。
そもそもなぜ700年前に発明された眼鏡がiPhoneと同じぐらいの値段もするでしょうか?眼鏡業界では、少数の大手OEM(相手先ブランド製造)による寡占状態が長年続き、数百ドルと高い値段が維持されてきました。2010年に約82.5億ドル(約6,744億円)売り上げた、眼鏡業界の最大手Luxottica(ルックスオティカ)は、Polo Ralph Lauren、DKNY、ChanelなどのファッションブランドからRay-Ban、Persol、Oakley、Oliver Peoplesなどの眼鏡ブランドまで、20以上ものブランドと契約して、眼鏡市場を牛耳っています。Warby Parkerの場合、自社ブランドのためにライセンス料がかからず、ネット販売のみなので店舗経費や人件費も不要になり、価格を抑えることができます。
Warby Parkerのサイトによると、経済的な理由から10億人(世界人口の約15%)が眼鏡を手にすることができません。創設者の一人であるニールは、過去にVisionSpringというNPO法人で活動していた経験から「Buy a Pair, Give a Pair(ひとつ買うと、ひとつ寄付)」モデルを考えました。
「Eyewear with a Purpose( 社会に貢献する眼鏡)」をコンセプトに、Warby Parkerは販売された眼鏡と同じ数だけ途上国やアメリカの低所得層に眼鏡を寄付しています。RestoringVision.orgなどのNPO団体を通して、既に5万もの眼鏡が寄付されました。Warby Parkのサイトによると、眼鏡は収入を20%高め、眼鏡を掛ける前に比べて一週間につき一日分の収入を上げます。Warby Parkerは、眼鏡がもっとも貧困緩和に優れている商品の一つと自負しています。
The Girls With GlassesによるWarby Parkerのインタビューをご覧ください。
Warby Parker from The Girls With Glasses on Vimeo.
私たちの生活に身近な眼鏡ですが、眼鏡の可能性を目を光らせて語っているのが非常に印象的です。
商品のみならず、Zappos(ザッポス)の「顧客サービス」に見習い、Warby Parkerはオンラインの眼鏡専門店ならではの顧客サービスを提供しています。購入前に眼鏡を試着したい人のために、「Virtual Try-On(バーチャル・トライオン)」 サービスがあり、Warby Parkerのサイトで自分の写真を撮影した後、試してみたい商品をクリックすると眼鏡をかけた自分の画像が表示されます。気に入った眼鏡があれば、後は眼鏡の度数をサイトに入力するだけで購入できます。また、往復送料無料で5つの眼鏡を5日間貸し出す「Home Try-On( ホーム・トライオン)」サービス、購入後30日間の無料返品サービスなど、顧客サービスが非常に充実しています。
Warby Parkerの場合、一年で5万もの眼鏡を寄付して5万人もの人生を変えています。しかし、上記で説明した「販売された眼鏡と同じ数だけ寄付する」ということは、5万人に5万もの眼鏡を販売したことになります。私は成功の要因にソーシャルメディアの「力」にあると思います。
Warby Parkerは、Facebookページを活用して、顧客と社会に対する貢献姿勢を明確にしたことで、Facebookユーザーから「信頼」そして「共感」を得ました。2011年5月20日現在、Warby ParkerのFacebookページには、約15,000人のファンがおり、一日平均24人がWarby Parkerの眼鏡を掛けてる写真を投稿しています。写真の投稿は、『バイラル・ループ』を生み、Warby Parkerのビジョンや哲学に共感する新たなる顧客の獲得に繋がっています。Facebookページは、愛用者同士が共有する場であり、Warby Parkerが顧客と交流し、顧客の声に耳を傾ける場でもあります。
2011年5月3日には、Warby Parkerと同じコンセプトで、フランスのJimmy Fairly(ジミー・フェアリー)がサービスを開始しました。2010年11月にフランスのトゥールーズで開催されたStartup Weekend Toulouse(スタートアップ・ウィークエンド・トゥールーズ)から生まれたJimmy Fairlyは、眼鏡を95ユーロ(約11,000円)で販売し、Voir la VieやPeuples d’HimalayaなどのNGOを通して、世界中に眼鏡の寄付を行っています。
「Buy One, Give One」は、単なる流行ではなく、貧困問題などの社会問題を解決するビジネスモデルとして注目を浴びています。
あなたならどんな「Buy One, Give One」サービスで世界を変えますか?
なお、2011年5月現在、国によって眼鏡の規則が異なるため、Warby Parkerは海外の注文を受け付けていませんが、今後のグローバル展開に期待です。
【追伸】
Warby ParkerのFacebookページでは、NPO法人VisionSpringと提携して、「いいね!」ボタンが10回クリックされるたびに、一つの眼鏡を寄付するキャンペーンを実施中です。あなたの一つのクリックが、地球のどこかにいる人の人生を変えます。
Jimmy Fairlyのように、54時間で新規サービスを立ち上げることを目的としたStartup Weekendの参加に興味がある方は、5月20日(金)から22日(日)に掛けて東京で開催するStartup Weekend Tokyo(スタートアップ・ウィークエンド東京)のサイトをご参照ください。
【リンク】
Warby Parker
http://www.warbyparker.com/
Warby ParkerのFacebookページ
http://www.facebook.com/warbyparker
Jimmy Fairly
http://www.jimmyfairly.com/
Startup Weekend Tokyo
http://tokyo.startupweekend.org/
<お知らせ>
5月19日、ループス・コミュニケーションズのインターン生が、同時にオルタナブログ執筆を開始しました。インターン生一同頑張っていきますので、応援何卒宜しくお願い致します。
他のメンバーのブログも是非ご覧いただければ幸いです。【あいうえお順】
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Dear Alternative Blog readers,
はじめまして。
このたび、ループス・コミュニケーションズのインターン生として、オルタナティブ・ブログに執筆させていただくことになりました、慶應義塾大学経済学部4年の川下武(かわしたたける)と申します。
私が扱うテーマは『ソーシャルメディア×スタートアップ』です。
いきなりですが、クイズです!
Q: 2010年の日本の起業活動率(TEA*)は、どれぐらいだと思いますか?
※TEA: 18歳から64歳までの人口に占める起業活動を行っている者(起業準備中の者および起業後3年半以内の者)の割合
答えは後にお伝えしますので、ちょっと考えてみてください。
私がアントレプレナーシップ(起業家精神)に興味を持ち始めたのは、eBay(イーベイ)との出会いがきっかけです。興味本意で、Shaquille O'Neal(シャキール・オニール)のバスケットボールカードを出品したところ、約30ドル(約2,400円)で落札されました。 自分の部屋にあったいらない物がお金に代わり、落札者は欲しかったカードを安く購入でき、eBayは仲介手数料で儲かる。このWin-Win-Win(三方よし)の関係を築けるビジネスの面白さに引かれ、私もいつかは起業家として社会に貢献したいと考えるようになりました。
人類の歴史から考えると、最初に農業による農業革命が起き、その後に工業による工業革命が起き、情報革命は3度目の革命ともいわれています。情報革命は現在進行形ですが、進行と共に起業の初期投資が格段に下がり、ITを活用した新しいビジネスがどんどん誕生しています。
しかし、このような起業に恵まれてる環境が整っているのにもかかわらず、世界の起業活動の状況を調査しているGlobal Entrepreneurship Monitor(GEM)によると、2010年の日本の起業活動率は3.3%です。「100人に3人?思ったよりも高い!」と考えている方もいらっしゃるかもしれませんが、世界と比較すると調査対象59カ国中58位です(最下位は2.3%のイタリア)。
日本経済の衰退、日本政治の迷走、そして東北地方太平洋沖地震。アントレプレナー(起業家)の重要性は言うまでもありませんが、日本は今、時代の流れを創っていく『アントレプレナー』を必要としています。
下記の動画「Entrepreneurs can change the world(起業家は世界を変えられる)」をご覧ください。
社会の問題を解決し、人々の暮らしを改善し、経済を活性化し、不可能を可能にする。
私は日本のアントレプレナーシップ(起業家精神)の促進に貢献したいという想いから、今一番ホットなソーシャルメディアを交えて『ソーシャルメディア×スタートアップ』をテーマにしたいと考えています。
当ブログでは、海外のソーシャルメディア関連のスタートアップや、スタートアップによるソーシャルメディアの活用方法、ソーシャルメディアの最新動向などを紹介していきたいと思います。当ブログが少しでも、日本発のスタートアップ誕生のきっかけや新規事業のインスピレーションになれば幸いです。
LinkedIn(リンクトイン)創業者のReid Hoffman(リード・ホフマン)氏は、「If you're not embarrassed by your first product release, you've released too late.(最初のリリースで恥ずかしい想いをしなかったら、リリースが遅すぎる。)」と、とあるインタビューで仰ってました。この助言を聞き、未熟な日本語力で、記事を書くことになれてない私ですが、『Quality > Quantity(量よりも質)』を意識して頑張りたいと思います。
また、質問やコメントなども大歓迎ですので、是非ご連絡ください!
何卒宜しくお願い致します。
Let's change the world, together ;)!
<お知らせ>
5月19日、ループス・コミュニケーションズのインターン生が、同時にオルタナブログ執筆を開始しました。インターン生一同頑張っていきますので、応援何卒宜しくお願い致します。
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・小俣剛貴:Office WADE http://blogs.itmedia.co.jp/goooooki/
・佐々木真:GREAT GEEKS http://blogs.itmedia.co.jp/sasaki/
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・原田康平:Social Media Value for Sports http://blogs.itmedia.co.jp/smvs/







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