iPhone 4 のCMを見たことがあるだろうか。
Appleは、テレビCMにおいて言葉や仕様上の情報の羅列で製品をプッシュするようなことは絶対にしない。
常に、一つか二つの特長の紹介に絞り込み、しかもそれを言葉ではなく映像のクリエイティブで表現する。彼らにとってCMもまた製品であり、アートなのだ。
現在はFaceTimeという、いわゆるテレビ電話機能に絞り込んでいるが、そのクリエイティブが実に素晴らしい。
遠距離恋愛中のカップルが、iPhoneのテレビ電話機能を使って互いに思いを伝え合っているのだが、もともとCM自体に音声を入れない作りなので、すぐには気がつかなかったが、二人は手話で会話しているのだ。
つまり、このカップルは互いに聴覚障害者なのだ。
聾唖であれば電話は使えない、それがいままでの常識だが、iPhoneならばそうした人達にも、遠くにあっても互いを想う気持ちをリアルタイムで伝え合うことができる。そういうエモーショナルな感動を商品のイメージ作りに実に巧みに織り込んでいる。
これまでの日本の携帯電話でテレビ電話機能を強くプッシュしたものの、いままではほとんど普及しなかったし、単に顔をみながら話すということを、技術面での進化として表現できてこなかったのが日本のキャリアの姿勢だった。
しかし、AppleのこのCMを見れば、テレビ電話技術が、そうした聴覚障害を持つ人達にとっても電話が意味を持つことが出来る、そういう社会的なバリアフリーに向けて一つ前進できるという事実を考えさせてくれる。つまり、テレビ電話の普及は、政府が聴覚障害を持つ人達への社会福祉の一つとして考えるべき課題かもしれないと思わせてくれるのだ。
他にも何パターンかFaceTimeフォーカスのCMがあるが、このバージョンを見たときは心から感激した。
見ていない人はYouTubeかなにかででも、ぜひチェックしてほしい。
Special
- PR -| たかふみ | 2010/08/21 00:25 |
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友達の聴覚障がい者によれば、日本の聴覚障がい者間では、テレビ電話でやりとりするのは、当たり前だそうです。もうだいぶ前から。iPhone4は画面が大きく鮮明になったぐらいで、むしろ無線LAN環境でしか使えない不便さと、まるで3G回線で使えるかのようなCM演出に首を傾げていました。 | |
| BlackBerry Bold アプリ | 2011/04/24 18:21 |
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顔をみながら話すということを、技術面での進化として表現できてこなかったのが日本のキャリアの姿勢だったって、そうですね、この前、使う時には途中切れた。 | |

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