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モバイルシフトとソーシャル化によって変化するネットの世界を、読者と一緒に探検するBlogです。

ソーシャルメディアのOSを目指す。

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モディファイはソーシャルテクノロジーのベンチャーとして活動を続けており、その主力となるWebサービスがSM3だ。

SM3は、ソーシャルメディアを活用するうえでのコンテンツ配信プラットフォームであり、投稿の際のワークフロー(投稿者と承認者を分けて安全管理)やマルチポストに対応している。
しかし、ソーシャルメディアを運用するための仕組みではあっても、UIはまだまだコマンドライクでありオペレーションシステムとはとても言いがたい。つまり、利用するのに知識やコツがいる。平たく言えば使い方が難しいのだ。

OSに例えてみれば、MS-DOSのようなものだ。

もっと多くの人に使っていただくには、せめてWindows 3.1くらいのとっつきやすさが必要だ。もちろんMac OS XいやiOS4のような洗練された、優雅なインターフェイスを手に入れるのは容易ではないが、それでもそれを目指すことが重要になる。

そこで、僕たちはいま、SM3に新しい顔を用意しようと努力している。プラットフォームと言えば聞こえがいいが、APIと数多くの設定の集積に過ぎない現在のSM3を、ソーシャルメディアを使いこなすためのOSにしていきたいと考えている。

機能、という意味ではSM3は、現在世界最高のソーシャルメディア運用プラットフォームであると思う。
しかし使いやすさや簡単さは、機能の数や情報量を遥かに凌駕する重要事であることをAppleが証明している以上、僕たちもそれにならわねばならない。その考えのもと、SM3に新しい顔を与える。

SM3は、世界中のありとあらゆるSNSやマイクロブログ、BlogサービスのAPIを解析し、それらへの投稿やコンテンツの管理ができる。それを、より簡単に、迅速に、誰にでも扱えるようなインターフェイス。それを実装したとき、SM3は、ソーシャルメディアのOSとしての進化の歩みを始めるだろう。

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