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MacBookにみる、さりげないテクノロジーの美しさ

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3月1日、MacBook(1.83GHz)がついに到着。愛機のG4 15"が衰弱死して以来、非常に不便な毎日だった・・・。

僕の新しい相棒は、1GBのメモリと100GBのHDDを搭載。外見はPowerBookと瓜二つ。いつもどおり、英語キーボードに変えてある。.macのおかげで、アドレスやSafariのブックマークは簡単に同期してくれるはほんとに便利だ。それに、最近はGmailをメーラーとして使っているので、メール環境を移さずにすむのも助かる。Feedpathも今ではアンテナ機能を実装しているので、購読しているBlogもサイトもすべて移植の手間さえ要らない。Macユーザーは、Web2.0的な恩恵をPCユーザーに比べて、とても早く味わえているんじゃないだろうか。
筐体もかなりいい。ディスプレイを閉じると、強めの磁石でカチリとはまってくれるし、蓋もバネが強くなってあけやすくなっている。大きめのトラックパッドは賛否両論だったけど、僕には使いやすい。ちょっと重いのは玉にきずだけど、買ってよかったと思える。

さて。

最も大事な点。それはMacBookがIntel Dual Coreを載せている、全く新しいアーキテクチャで動いているということなんだが、実のところ、それは全く意識しない。ハードウェアが大きく変わっているのにユーザーには全くといっていいくらい負担をかけない。これは本当にすばらしいことだ。
梅田さんは、 Googleに比べるとAppleは「こちら側」=旧世代の会社のように書かれていたけど、僕の評価は違っていて、AppleはGoogleに比べて遜色ない、本物のイノベーターであると思うし、テクノロジー企業として、ネットとハードウェア事業を本格的に結びつけて、エッヂな技術をさりげなく居間に届けることができる可能を持つ、数少ない企業であると思う。

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