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Googleのパーソナライズページは「はんぱない」

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Googleのパーソナライズページがますますポータル化している。

google top
Gmailのアカウントさえ持っていれば、誰でも簡単にMyPageを持つことが可能なのだが、Ajaxバリバリ、とはいってもSafariでもFirefoxでも対応した、見事なクロスブラウジングサービスとなっているのがさすが。UIは英語でも、コンテンツに日本語がしっかりと通るので、利用には問題が無い。

google top 2
ギミック的なのだが、左上にAdd contentsのテキストボタンがあり、これをクリックすると、ジワッという感じでサイドバーがせり出してくる。サイドバーには予め様々なコンテンツが仕込んであるが、全て英語。
ただし、Create a Sectionをクリックすると、検索ボックスが出てきて、ここに任意のキーワードを入れると自動的にBlog検索してくれて、関連しそうなFeedを表示してくれる。

side bar-2
各Feedの横にはAddボタンが表示され、これをクリックすると、そのFeedをメインエリアのコンテンツとして追加できる、というものだ。

side bar-3
複数のFeedを一気に登録することができないのはGoogle Readerと比べると不便だが、まあこんなものだろう。

また、登録したFeedを同画面上で展開してみることはできず、いちいちそのサイトを開いてしまうのは、やや不便。ここはMSのStart.com のほうが上、しかし、Safari対応をキッチリしてくれている分、僕的には多少の不便には目をつぶれる。
それに、Gmailの受信数の確認やタイトルも読めるので、けっこう嬉しい。

drug & drop
コンテンツはもちろんドラッグ&ドロップで移動が可能。直感的で分かりやすい。表示行数は1 - 9まで可変である。

Googleは今後、これまで開発してきた様々なサービスを、このパーソナライズページに統合していくと思われるが、非常にリッチなインターフェイスを備えた個人ポータルサービスが普通に普及するのも、そう遠い先ではないとつくづく思う。

Web2.0企業のトップを走るGoogleの面目躍助といった感じであり、Web2.0宣言をした身としては、思わず歯ぎしりしてしまうほどの出来だ。
もっとも、これはまだテストバージョンに過ぎず、完全に近い姿を示してくるのは数ヶ月先のことだろうと思う。

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