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モバイルシフトとソーシャル化によって変化するネットの世界を、読者と一緒に探検するBlogです。

人材論-2

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現在、僕のチームではネットビジネスの戦略立案とその実行者になれる人材と、同時に検索技術のスペシャリストを募集している。
だからというわけではないが、前回のエントリーの補足として、今日も人材についての考察を続けて書く。ただし短めに。

人間はすべからくプライスタグを首から下げているものだが、それは高い年俸か、高い地位か、それとも名誉か、あるいはその全て。たいていの人はどれか一つに該当する。

逆に言うと、金も地位も名誉も要らないという人は、良い人材を捜している(特に急成長を目指す)企業にとっては無用の存在である場合が多い。

安定を求めているとしても、それは安逸を貪るという意味ではなく、長期的なキャリアパスを想定している限りにおいては、有用な人材である可能性は高いので、よく相手の意思を確認する必要があると思う。要は明確なキャリアパスを持っているかどうかが、大事なのである。やりがいがあるかどうか、というのも重要であるが、その見返りとして報酬や肩書きといった具体的な裏付けがない場合には、決して長続きしないはずだ。
だから、そういう意思を明確にしたことによってもし落とされたとしたら、僕ならそんな会社を受けた自分が悪いと思ってあきらめる。

逆に、新天地を求めるのであれば、自ら何が欲しいのかを明確にする覚悟をしたほうがいい、と思っている。

もし皆さんが自分の市場価値を問うのであれば、企業に何を求めますか?

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