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組織、マネジメントの理論とその実践を、スポーツ・学校を通して考える。

地震

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9月6日 北海道を襲った大地震

常日頃から「準備が大切、準備が大事」と言いながら、災害に対する備えは本当にお粗末だった。

前日が台風だったこともあり、手元には懐中電灯・ろうそく・ラジオ・飲料水はあったが、非常用の食糧や生活用水はなかった。

激しい揺れで、インテリアは落ちて割れ、食器は全壊だった。足元には割れたガラスが散乱していたが、室内ではいつもサンダルを履いているのでケガをすることはなかった。

水道も電気も止まり、夜が明けるのを待って自転車で職場に向かった。外は今まで見たことのない光景だった。

暗いコンビニには食料や飲料水を求める長蛇の人の列。家屋の壁は崩れ、下にあった車は被害に遭っていた。信号からは灯りが消え、交差点では車同士が衝突し横転していた。サイレントの音。行き交う消防車と救急車。

この街はどうなるのか・・・。

交通機関がストップしていたため、徒歩や自転車で職場に向かう人たちが大勢いた。

職場も大きな被害に遭っていた。机の上からパソコンのモニターが落ち割れていた。

避難所に指定されていた職場だが、水も電気もなく避難所としての役目を果たせなかった。

避難のために訪れた方々に「すみませんが、水も電気もないので違う避難所に行ってください」と応対した。

災害の大きさを知ったのは、遅れて届いた新聞を見たときだった

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