組織、マネジメントの理論とその実践を、スポーツ・学校を通して考える。

8割という全力

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 なぜこのようなミスが起きるのか・・・「なぜ」「なぜ」「なぜ」と突き詰めると「全力で走るから止まれない」という結論がでた。「全力で走る」を約束事にしていながら、「全力ではダメ」ということ。

いろいろ考え「いつでもGO、STOPの状況判断ができるように8割のスピードで走ろう」ということになった。動きを具体的にイメージするのに「8割走」という言葉を共通語として、8割で走る練習をした。

その結果、塁上でアウトにされるプレーはなくなった。それと同時に、ベースランニングが非常に上達した。選手一人一人が状況に応じたスピードを考え、走り始めたのだった。

「なぜ」と原因を究めていく姿勢。常識を疑う柔軟性。

「常に全力」という常識もそうではなかった。検証されていない「常識」が野球の世界にはたくさんある。「ほんとうにそうなのか・・・?」という批判的な思考は学問に通じる。

8割という一生懸命。8割という全力。

私たちは、一つ一つのプレーにこだわりをもっていた。それが自分たちのプライドだった。

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