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組織、マネジメントの理論とその実践を、スポーツ・学校を通して考える。

本を読むこと〜2

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小さいころから本は読んでいた。でも、宿題の定番だった読書感想文が嫌いだった。

幼い自分には読んだ感想を表現する言葉がなかった。中学3年生の時には「限りなく透明に近いブルー」を読み何がなんだかわからなかった。「点と線」を読んだときは衝撃を受けた。松本清張作品を読み倒した。徹底して一人の作家の本を読むというスタイルができたのはその頃だった。

高校2年で「竜馬がゆく」を読み、読後にボロボロ泣いた。その夜の夢に坂本竜馬が白装束で出てきた。「なんでもっと生きててくれなかったんですか」と話しかけた。竜馬はただ笑っていた。

学生の頃は「年間100冊」を目標にした。100冊読むには3日で1冊ペース。さすがに無理だったが80冊くらいは読んだはず。勉強に必要な専門書から小説までいろんなジャンル。自分に足りないものを埋めようと、必死に本を読んだ気がする

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