組織、マネジメントの理論とその実践を、スポーツ・学校を通して考える。

暗黙の了解

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アメリカのメジャーリーグでは試合の終盤に大差がつくと、リードしているチームは盗塁などを仕掛けないことになっているらしい。

今年の甲子園大会で、終盤にリードしているチームが盗塁をしたことに対して、批判するような意見がでたが、高校野球に携わっている者として、それをどう考えているか言っておかなければならないと感じた。

一言で言うと「最後まで全力を尽くすのが礼儀」それは勝っていても負けていても同じ。試合前に両チームが挨拶をする。その意味は「最後まで全力で戦いますので、よろしくお願いします」という意味。

全力を尽くさない・・・相手に温情をかけるのは失礼。それがスポーツ。

監督として、全国レベルの名門チームと初めて練習試合をした時に25点とられた。

そのチームは最後まで手を抜かず、ガツガツ打ってきた。試合後に相手チームの選手に「最後までガツガツ打ってくれてありがとう」と感謝した。

私たちはその悔しさを忘れずに努力した。

勝っていても負けていても常にひたむきにプレーすること。スポーツは大切なことを教えてくれる。

それがないのならば、それはもはやスポーツではない。ただの見せ物 興行である。

高校野球はスポーツ。それを忘れてしまっている人がいかに多いことか。最近は選手と親の距離が近すぎるのも問題。少年野球と同じ距離感で高校野球を見てしまっている。

運動会でもみるような、そんな雰囲気。この距離感は、高校野球に限らず「日本の親の問題」になるだろう。

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