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組織、マネジメントの理論とその実践を、スポーツ・学校を通して考える。

今学校で・・・親の意識

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夏休みには全員受講の進学講習があり、夏休みとはいえ平常と変わりはない。生徒は少なくとも2科目受講することになっている。

昨日、2学年(320人)で30名以上の欠席者が出た。インフルエンザでもないのに、こんなに大量の欠席者がでるのは異常。

昨日は数学の講習がなく、国語1科目を受講していた生徒が「国語ひとつのために、わざわざ土曜日に学校に行きたくない」という欠席だ。

朝8時前後から、欠席連絡の電話が鳴りやまない。「体調が悪くて」「頭痛で」「おなかが痛くて」という親。

子供に「学校に行け」と言えないのか。

私たち教員は休日を返上してあなたの子供に勉強を教えている。自分の都合や、家族の都合を後回しにして。そういうことを考えたら「休みたい」という子供に対して「休まないで学校へ行け」というのが親・大人の役割だろう。

子供の都合に迎合し、欠席の電話をする親を見て子供はどう思うのだろう。

誰のための講習なのか、誰のための勉強なのか。

子供を教育するよりも、親を教育しなければならない時代なのか。

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