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組織、マネジメントの理論とその実践を、スポーツ・学校を通して考える。

延長15回 引き分け再試合

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夏の高校野球大会札幌支部代表決定戦 札幌第一高校との試合は2-2のまま延長15回で引き分け、再試合になりました。再試合では1-3で負け、2日間の激戦の幕が閉じました。

今大会まで多くの方にご支援・声援を頂いたみなさんに心から感謝いたします。ありがとうございました。

試合は「全道大会でも見られないような好ゲーム」(取材記者)で、必死の守りで戦い、泥臭く気迫で攻撃し強豪に立ち向かいました。「最高のチームをつくる」ことを目標に進んできましたが、ここまでの道のりは難所の連続で、大会前だというのに「ノックなんか二度とするか」と突き放したチームでした。

一戦目に苦労しながら勝利をあげるとチームはまとまりはじめ、二戦目は9回に1点を取られ、その裏に2点を取って勝利を収める劇的なゲーム。今まで指導してきたことがそこにすべて現れた試合でした。

決勝戦では延長15回を戦い切り、満員の観衆から大きな拍手 かつて甲子園で早稲田実業と駒大苫小牧が戦ったような雰囲気でした。

翌日の再試合でも必死の戦いを展開しましたが、力一歩及ばず勝つことができませんでした。選手もベンチも一生懸命がんばりました。勝ちきれなかったのはこちらの責任。他校の関係者から「1年でこんなにうまくなって、すごい」と称賛していただき、ありがたい気持ちでいっぱいです。再試合には旭川・枝幸など遠いところから駆けつけて頂き、生徒・教職員の応援を背にグランドに立った生徒たち。彼らは本当に幸せ者です。ありがとうございました。

「負けて覚える野球」ですが「勝って成長する野球」だと、改めて感じました。この大会で、生徒は選手として・人として成長させていただきました。喜びと悔しさと感激と感謝と信頼と努力と全力。まだまだ学ぶことがたくさんあります。

ご声援 ありがとうございました。

 

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