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通信業界特殊偵察部隊のモノゴトの見方、見え方、考え方

遂にNSAが表舞台に出てきて、まさに電子戦の様相を呈してきたGoogleと中国の問題。

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例のGoogleと中国当局との問題ですが、ココに来てちょっと展開が変わってきました。元々国務省あたりもコメントを出すなど動きはあったわけですが、遂にNSA(国家安全保障局)が関与してきたという報道です。

 

元記事はThe Washington Postのこの記事

一部日本の報道機関でも伝えられましたが、GoogleがNSAと共同して対処にあたる、という内容です。たとえばITmediaでは下のこの記事。

国務省がコメントを出す時点である意味外交問題化しているとも言えるのですが、合衆国連邦政府の中の調査機関であるNSAが動くという報道が出ること自体、かなり特殊な状況と言えるかもしれません。

もちろん元々NSAが何も動いていないと考えるほうがおかしいのですが、本来その活動が余り報道されたりする事が無い機関の、しかも(とりあえずは)一私企業であるGoogleと中国当局との話に直接関与、という状況は余り例が無いかもしれません。

事の真偽も含めて、さてさて、一体どうなることやら・・・

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