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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

人が相互に信じられる組織になるには

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おはようございます。

夜明けが暗くなりました。朝の玄関までの移動に廊下の電気が必須です。20.0℃ 1009hPa @5.05am。

===ほぼ毎朝エッセー===

「この人たちなら必ず助けてくれる」

組織においてこのように人を信じ切れることってやはり大切です。信頼関係で成り立っている組織は強いとも言われます。人を信じることができるのかできないのか。これは能力だとも言われています。信じることができない環境に育った人は、なかなか人を信じることができない。一方、信じていいと思うように育った人は、人を信じることが出来る。

では、人を信じるとは何なのでしょう。

1)「人を信じることができると思う理由」を挙げてみましょう。

・私はあの人を知っている
・私はあの人の考えることを知っている
・私はあの人の取る行動を知っている
・あの人には表裏がない

2)一方、「裏切られることが多い、信じてしまった理由」は次のようなものではないでしょうか。

・あの人とは縁がある
・あの目つきは本物だ
・あの人は社会的地位が高い
・あの人は笑いを取ってユーモアがある
・すぐに謝るからいい人だ

3)さらに、「信じられやすい体質」というものがあります。

・表裏が無い人
・隠し事が下手な人
・人に弱みを見せることに躊躇しない人
・人付き合いが下手な人
・朴訥としている
・いつも穏やか

4)あるいは、「信じてもらえない体質」というものがあります。

・見栄を張る人
・強がりを言う人
・正論を言う人
・正当化を急ぐ人
・謝れない人

ちょっと変わった切り口から「信じる」ということを考えてみましたが、結論的には、人はこれら全てを併せ持っているということです。隠しても隠せないし、今、うまいことを言って信じさせたとしても、それは必ずメッキがはがれてくるようです。

だから、
4)「信じてもらえない体質」を避け、
2)「裏切られることが多い、信じてしまった理由」に注意し、
1)「人を信じることができると思う理由」となるために自分のことをさらけ出し、
3)「信じられやすい体質」てあることを恥ずかしがらない

こういったことを心がければ、信頼関係が深まるのだとも言えます。あと、コツとしては、信じ切るのではなく、不正などをしてしまっていないかをたまに相互チェックをすることも、信頼関係を醸成する大切な要素だと思います。

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