ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

なるほど。「ら抜き言葉」が発生する理由

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おはようございます。

CACHATTO Desktopを軽快に使っての朝メ作業。シンガポール最終日です。あとひと頑張り。

===ほぼ毎朝エッセー===

□□「ら抜き言葉」について

先日から20代半ばのTさんをProduct Promotion Groupのリーダーにアサインしました。今朝は彼女からのエッセーです。

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企画グループのグループリーダーになりましたTです。
初めてのエッセーで緊張しています。よろしくお願いします。

何を書こうか悩んだのですが、日本語の勉強をしていて面白いと思った
「ら抜き言葉」について書こうと思います。

ら抜き言葉というのは、正しくは「ら」をいれるべきなのに
その「ら」が抜け落ちてしまっている動詞の使い方です。
例えば、「食べれる」「出れる」などがあります。(正しくは、「食べられる」「出られる」)

では、この現象に法則がある事はご存知でしょうか。
ら抜き言葉は、どの動詞のどの場合にでも起きるというわけではありません。

ら抜き言葉は、以下の条件で起きることが多いです。
・動詞の活用の種類が上一段、下一段活用である(日本語教育の第2グループ)
・可能の意味を示すとき

ら抜き言葉が上記の条件で起こるのには、理由があります。

活用が上一段、下一段活用である動詞は、
可能の意味をあらわすときと、受け身や尊敬の意味をあらわすときの
動詞の活用が同じです。

例えば、以下の2つの文を見てください。
「私はトマトが食べられます。」(可能)
「弟にクッキーを食べられました。」(受け身)

同じ「食べられる」という語形を使っていますが、意味は異なります。
そしてら抜き言葉は、こうした動詞の「可能」の意味を表すときにだけ起こります。
先ほどの文を「私はトマトが食べれます」と言い換えることはできても、
「弟にクッキーを食べれました」とは、言い換えられないのです。

ら抜き言葉は、これらの「意味が違うのに語形が同じ動詞の見分け」の為に
生まれたものだと考えられています。

ぱっと見はただの間違いに見えるものにも、時に理由はあるものです。
日本語を教えていると、生徒の多くの間違いに遭遇します。
教師の仕事は、それをただ正すのではなく、なぜそう間違ったのかを考え、
間違いの理由から訂正の方法を考えることです。

皆さんも日常で多くの間違いに出会うと思います。
それをただ頭ごなしに正すのではなく、その背景を考えてみると
実はとても面白いことに気づけるかもしれません。

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面白いですね。思わず納得でした。私は、単に「ら抜き言葉」だと憤慨だけしていて、その発生理由にまで立ち戻って考えていませんでした。Tさん、日本語教育にも興味をもっていて先日資格を取得しました。そこで、今は社内で日本語のレッスンも数コマ受け持ってもらっています。

彼女の姿はこちらで見られますよ!先日新しくしたe-Jan Internationalのページです。写真のモデルは皆さんe-Janの社員です。

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