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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

一人ひとりに大活躍してもらうためには?

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おはようございます。

気温は測定できていないですが、体感温度はなかなか低いです。

===ほぼ毎朝エッセー===

会社を創業し、幸運にも17年続けることができ、社員数も増えている。そのような中で、創業当時から一貫して続いている思いがあります。それは、「一人ひとりに大活躍してほしい」というものです。

自分が大活躍している場面を想像してみてください。

  • 難問にチャレンジしてそれを克服する自分
  • 誰にも気づかれないかもしれないけど裏で工夫をする自分
  • 改良を根気強く重ねる自分
  • 人にヒントをあげる自分
  • 人の成長を促す自分
  • 正確かつ確実に仕事を推進する自分

  • 会社の皆が喜ぶ成果を上げた自分
  • 様々な人に頼りにされる自分
  • お客様から感謝の言葉が伝えられた自分
  • お客様に製品をほめてもらった自分
  • お客様に自社の他部署のことをほめてもらった自分
  • 仲間から一目置かれる自分
  • 人にすごいと言われる趣味がある自分

リストの前半は「自分」の気持ちの持ち方ですね。能動性高く物事を行っていればこれらは達成できます。リスト後半は、「他人」の反応をベースにしていますね。これらは、自然には生まれづらいものです。

特に私は日本文化が、人を「ほめる」ことや「認める」ことが極端に少ないと文化だと常日頃感じています。きっとシャイな人が多いからなのでしょう。そのために、本人は気づいていないかもしれませんが、リストの後半の「他人」部分に欠乏感がある人が多数います。

それではどうすればいいのか?

それには、「明文化」して「ほめ」たり「認め」たりすればいいのです。私が毎朝、【朝メール】でのコメントを、それこそ頭から湯気を出しながらでも書き続けているのは、実はそのためなのです。

そして今、【朝メール】の大きなモデルチェンジをしようと画策しています。

新型【朝メール】では、誰もが誰もにコメントできる仕組みを実装します。そして、そのコメントにコメントが返せ、コメントの集計もします。簡単な気持ちボタンがあってもいいかもしれませんし、スタンプも欲しいですね。さらには、別な人へのコメントをすれば、その人が気が付くような仕組みを実装していきます。

何故にそんなにコメントの活性化をさせたいのか?

それは、上記リストの後半部分を強化するためだからです。そうすれば、誰もが大活躍をする組織ができるはずだからです。

仮説を立てて、具体的に動くようなものにまで仕上げて、それを試すことができる。
なんとも恵まれた境遇にいる自分が嬉しいです。

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