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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

ホテルで開催、会社の家族会(クリスマスパーティー)大成功!

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おはようございます。

いいお天気が続きます。冷え込みも少ないです。

===ほぼ毎朝エッセー===

例年実行している家族会と呼んでいるクリスマスパーティーを先週土曜日に実施しました。実行委員会の頑張り、周りの手伝いなどの成果もあり、大盛会に終わりました。時間の都合で今年は従来の全員にプレゼントが当たる方式にはならず抽選でしたが、規模の拡大に合わせてモデルチェンジも必要です。

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今回は新たな試みとして、e-Janバンドでクリスマスソングをとの要請が家族会実行委員会からありました。ボーカルはシンガポールにいるGさん、そしてピアノはKさん、ベースは自分、そしてギターは娘にと。娘はたまに会社に検証テストのアルバイトに来ています。ドラムがいないので、電子ドラムでも叩ける娘の先輩にお願いしました。

急造バンド。バンドメンバーで2回の社内練習でバンドカラオケを作成、そしてボーカルと合わせたのは前日1回の練習のみでしたが、いい感じで音が合っていたのではないかと思います。

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さて、私ごとですが、4か月ほど入院していた母も無事に参加ができ、とても喜んでくれました。母には娘との競演も見せることができました。また、自分が人前で演奏するのが3年4か月ぶりと気づき驚いています。

当時、音楽活動を停止した理由は、当時「今やるべきことは海外展開や事業への集中」だと考えたことでした。当時はビッグバンドで練習していたのですが、海外出張などで練習不足や本番に出られないなどの迷惑をかけられないとも思ったのです。

「石の上にも三年」の三年がすでに過ぎていることに驚くとともに、事業展開で海外展開や社内の多様化についてはゆっくりではありますが、3年スパンで見るとそれなりに進みました。イメージを持ち続けてそちらの方向に力を入れ続けると物事は現実化してきます。

自分にとっての3年4か月が何だったのか、そんなことを考えながら、演奏をしていたのでした。(てな、わけはありませんよ!徹底的に「今」に集中しないと音は出せないです)

さて、久々にベースを弾いて思い出したことがあります。

私は子供の頃から低音が好きでした。音楽を聴くときにもベースラインばかり覚えていていました。中学の頃に御多分にもれずギターを始め、いつかはベースを本格的に始めたいと思いつつ、大学生になったとき始めました。

運が良かったのが、当時入ったサークルが1学年1バンド制だったことです。スタジオとして使っていた部室がたっぷりと使えること、3年生が中核となって、学外で演奏をしながらお金をいただき、そのお金で年に一度のリサイタルを運営実施するということをしていました。そのため、音の仕上がりとかには先輩たちも厳しく指導をしてくれていました。

今回、改めてベースを弾いていて、これは会社の経営やプロジェクトマネジメント、いや仕事そのものと似ているなと改めて思った次第です。ベース音がリズムと音階正しく底に流れて、その上に様々な楽器が音を奏でます。低音は遠くまで正確に伝わるという特性を持っています。逆に低音のリズムがずれたり音階がずれると歌う人にまで悪影響を与えます。それでもベース音は同じところにとどまるのではなく、果敢に動いて違う音を出し続けます。変化も持ち込む。責任感重大なのです。

昔からe-Janでの経営思想である「逆さメガホン組織」の考え方を以前からブログなどで披露させてもらっています。久々に演奏したことで、いわゆる低音を担っている仕事も大切なのだ再認識しました。ボーカルや他の楽器が安心して活躍できる場を設けるのが仕事です。つまり多様性を支えるのは低音仕事だということです。家族会の実行でも皆さんそう感じたのではないでしょうか?

普段の仕事と違うことからは学べることが多いですね。


■組織のイメージ論 (逆さメガホン組織)
http://blogs.itmedia.co.jp/shiro/2009/09/post-2e16.html

■多段階型の逆さメガホン組織への拡張段階にきました
http://blogs.itmedia.co.jp/shiro/2014/09/post-8e8a.html

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