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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

名も知らぬ人たちに世の中を創ってもらっているということ

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おはようございます。

今日から9月。秋雨前線停滞。すっきりしない日々が続きます。

===ほぼ毎朝エッセー===

アルバイトのSさんの日報から引用させてもらいます。

以下引用==>
[Good News/Appreciation Message]
先日、先に卒業された大学の先輩と会う機会がありました。ある放送局のADを務めているそうで、先日私が見た番組も担当されていたそうです。案外自分が見聞きしているものは知らずに幾つかは知人が関わっているのかも知れないなあと少し驚きでした。
<==以上引用終わり

そうそう。
人々は空気のようにかかわりあっている。
自分も空気のように影響を与えている。

例えば、自分たちがCACHATTOの開発を裏でやっている。仕様を決めて、価格を決めて、開発をして、テストをして。プロモーションして、販社に担いでもらって、お客様に選んでもらって。

さらには、エンドユーザーに使ってもらったときには、いったい誰がCACHATTOを創ってい売っているのか、そのようなことは全く見えなくなります。

もちろん、自分たちのものだけではありません。身の回りにある数多くのものが、考えられないほど多くの人々の努力の上に成立しているわけです。そのことをたまに意識するのですが、空恐ろしくなります。

ここから言えることなのですが、この世で今見えていることは、明らかに何も知らぬ人たちの膨大な努力の積み重ねの結果で存在しているということです。

そして、さらに驚異的だと思うのが、多くの人たちがそれぞれ、ちゃんと生活ができるようにお金や資源が配分されているという社会。不満もあるかもしれませんが、そもそもが生態系のように、なかなか良くできているものだと思います。

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