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投資型クラウドファンディングでの資金調達の上限が1億円に?

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金融庁の金融委員会が、未上場企業への投資をインターネット上で募る新手法(クラウドファンディング)による資金調達の上限を1億円とすることで大筋一致した、というニュースが9月10日の火曜日に流れました。

 ネット経由の資金調達、上限1億円に 金融庁審議会

来年にも新制度を導入

記事によると、金融庁は来年(2014年)にも新制度を導入する方針で制度づくりを進めており、上限は1億円、個人の投資額にも50万円程度の上限を設けるとのこと。これは、リスクの高い未上場企業への過度な投資を避ける仕組みを作ることが目的だそうです。

まだあまり情報がないので何とも言えませんが、報道の通りに受け取ると来年からクラウドファンディングで集められるお金の上限は1億円、個人の投資額の上限は50万円に制限されることになるようです。ただ、金融庁のホームページの資料を見ると、今回議論されているのは「投資型クラウドファンディング」のようで、それ以外の通常のクラウドファンディングも対象になるのかは不明です。

事業者によるルール決めも必要

どちらにしても、金融庁などが制度を作ることでクラウドファンディングが認知されることは良いことだと思います。ただ、前にもブログに書きましたが、プロジェクトのコンテンツや審査基準など、クラウドファンディング事業者による自主的なルール決めも必要だと思います。

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