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「JustGiving Japan」のノウハウを活かしたクラウドファンディング「ShootingStar」

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ビジネス支援に特化したクラウドファンディング「ShootingStar」を紹介します。

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ShootingStarの運営は株式会社JGマーケティング、2013年6月12日にスタートしたばかりのサービスです。

「JustGiving Japan」のノウハウを活かす

ShootingtStarについては、すでに多くの報道がされていますのでご存知の方も多いと思います。その特徴は、ビジネス支援に特化していること、プロジェクトオーナーとサポーター(出資者)の他にキュレーター(プロジェクトオーナーから相談を受ける人)が設定されていることです。

そして、もうひとつの大きな特徴は、運営するJGマーケティングの代表取締役 佐藤大吾さんは、ファンドレイジング・サイト「JustGiving Japan」の代表理事でもあることです。

JustGiving Japanは2001年に英国で設立され、2010年3月より日本でも展開をしている、世界最大級の「寄付金調達型」のファンドレイジング・サイトです。JustGiving Japanはライセンスの取り決めで、NPOなどの非営利団体のプロジェクトしか扱えないため、営利団体や個人のプロジェクトを応援するためにSootingStarをスタートしたそうです。

スタートは堀潤さん、福島応援のプロジェクト

スタート時に登録されているプロジェクトは以下の2つです。

堀潤さんと言えば、福島第一原子力発電所の事故に対するNHKの報道姿勢をTwitterで批判したことが原因で、NHKを退職したとされている方です。そして、福島の応援プロジェクトはNPO法人オンザロード 代表理事 高橋歩さんらによるものです。

どちらのプロジェクトも、クラウドファンディングで資金調達をするコンテンツとして、きちんと精査がされていると思います。また、クラウドファンディングのプロジェクトとして、とても適した内容で意義のあるものではないでしょうか?

クラウドファンディングの新しい成功例になるか?

クラウドファンディングは数は増大していますが、CAMPFIREREADYFOR?などの大手サイト以外はあまり目立っていないというのが現状だと思います。

JustGiving Japanは英国をはじめとした海外だけでなく、日本においても成功している数少ないファンドレイジング・サイトです。日本での寄付金総額は本日(6/19)現在で10億円を超えています。

そのJustGiving Japanの成功ノウハウを持ち、社会貢献の考え方や経験がベースにある運営者が運営するShootingStarはクラウドファンディングの新しい成功例となるのでしょうか? 私は、そうなることを期待します。

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