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「責任を感ずるとともに勇気の源に」被災地応援ファンドの出資先から手紙が届きました!

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以前このブログで紹介し、私も投資をしましたミュージックセキュリティーズ セキュリテ被災地応援ファンド 「南三陸マルセン食品ファンド」出資先の代表 三浦洋昭さんから、7月1日付けで手紙が届きました。

手紙と言っても私宛てではなく、「ご支援していただきました皆様へ」とされた610名の出資者に宛てたものです。もちろんデジタルデータ化されていますが、元は三浦さんが手書きをされた便箋3枚分にも相当する心のこもったメッセージです。

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前進へのパワーとなり勇気の源になった

メッセージは出資者に宛てたものなので、そのまま紹介するのは控えさせていただきますが、出資者への感謝のお言葉や、被災直後にどのように進んでいこうかと悩んでいたところファンドの仕組みに後を押されたことなどが書かれています。

610名の皆様の心強い励ましのもと満額達成させていただきましたこと、感謝に堪えません。改めて発する責任を感ずると共に、前進へのパワーとなり勇気の源になりました。

そして、昨年末に仮設工場が完成し商品の一部製造を開始したこと、今年の2月25日に復興商店街に店舗をオープンしたことなどのうれしいご報告が書かれています。

被災地全体を見れば復興はごく一部

津波ですべてを流されたマルセン食品の復興は、いまのところ順調に進んでいるとのこと。しかし、被災地全体を見れば復興はごく一部に過ぎなく、なかなか先の見えない状態が続いているとのことです。

私たちが立ちあがっていくことが、少しでも地域に元気をもたらしていければと、同志皆で決意を新たにしております。

ご自分の事業のことだけではなく被災地全体のことを考えてらっしゃるのは、さすがに「ふるさと再生に立ち向かいたい」とおっしゃっているだけのことはあります。

ホームページも開設して前進あるのみ

マルセン食品では、最近ホームページも開設したとのこと。拝見すると、大震災からのリアルな復興のストーリーが掲載されています。また、美味しいと評判で看板商品となった「かまぼこコロッケ」の紹介もされています。こちらは店舗に行かないと食べられないようなので、いつか行くときの楽しみにします。

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都心で当たり前のように整理されたオフィスで仕事ができることに感謝をしつつ、これからも長いつきあいを続けていきたいと思います。

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