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復刻版 ウェブコラム:1997年「VRML1.0入門」(3)「VRMLの活用方法」

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復刻版 ウェブコラム:1997年1月「VRML1.0入門」(3)「VRMLの活用方法」

本稿は、四国のプロバイダが主宰する誌上講座のひとつですから、地域の事情を抜きに話を進めることはできません。
では愛媛県では、どのようなVRMLの活用方法が考えられるでしょうか。

プラネタリウム

愛媛県東予地方の新居浜市には科学技術博物館があり、その中に、世界最大級でギネスブックにも登録されている、プラネタリウムがあります。
先般は、朝日新聞社発行の科学雑誌「サイアス」にも写真付きで紹介されています。
このプラネタリウムは星座のVRMLといえるのではないでしょうか。既に五藤光学がバーチャリウムというものを開発しているそうなので、今後転用されるのを楽しみに待ちたいところです。

博物館、ショッピングモール、仮想旅行、バーチャルサロン

これらは、そのものズバリです。説明するまでもないでしょう。

教育

ペーパー上でしか表現できなかった図を3次元化できるのですから、活用方法は無限にあります。

マッピングシステム

米国では5年前より、マッピング(地図情報)システムは3次元で実現されていました。
日本では、今ようやく地図情報のデータベース化が進んでいるところですが、学術機関の出方次第では新たな展開が予想されます。

設計業務

工業地帯の東予地方では、これが、もっとも期待できるものでしょう。

日本で普及率の高い AutoCAD などのファイルをオンラインで VRML形式に変換するサービスがあります。このサービスは設計から製造、管理業務の一貫データ転用を目的とする CALS仕様の IGESにも対応しているようです。
さらに、DXFをインポート/エクスポートできるツールもあるようです。
IGESとDXFがサポートされていれば、ほとんどのCADのデータを活用することができます。

CADデータを変換して3次元表示させながら、打ち合わせを行い、修正したデータをINS回線で工場に送ったり、データベース利用ウェブページ上からユニット部品のデータを引き出して転用し、さらにActive X技術により表計算ソフト上の伝票データをやりとりしながら修正し合うということが可能になれば、ますます動かなくても仕事ができるようになってしまいますね!ダイエットがたいへんだ!

研究

科学や医療の分野での研究には最適です。
すでに、分子表現のvmolフォーマットを VRML形式に変換する perlプログラムが配布されているそうです。
医療の分野では、3次元表示は最先端機器によりごくあたりまえになっていますから、ごく自然に活用が進みそうです。

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