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ヴィジュアル、サウンド、テキスト、コードの間を彷徨いながら、感じたこと考えたことを綴ります。

ルカさんの生みの親が表彰されたそうです。

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クリプトン・フューチャー・メディア株式会社が、ROUTER.FMをはじめとする「音」にまつわる企業活動の功績により、平成23年度情報化促進貢献企業として経済産業大臣より表彰されたそうです。
なんて喜ばしいことでしょう。おめでとうございます!

私も ROUTER.FM から、作品を発表しています。
まだアレンジには改善の余地があり、オペレート技術も未熟なので、もっと学び経験を積まなければなりません。
が、私の詩と曲は、私の人生経験からしか生まれませんから、臆せず発表しています。伝えたいことがある私には、それを表現するためのツールと、発表する場と、発表するための方法が必要でした。

クリプトン・フューチャー・メディア株式会社は、すばらしいツールであるボーカロイドを開発、販売しています。

私にとって、詩作は仕事のうちですし、作曲も少しばかりは仕事の延長線上の作業です。
ところが、演奏や歌はといえば、素人です。とりあえず、ライブで弾き語りする程度にはピアノやギターを弾きますが、歌はといえば、声域は狭く、機械的な歌い方しかできません。ボカロを評して機械的と言う人がいますが、ミクさんもルカさんも、私より人間味のある歌い方をします。
かといって、練習できる住環境でもありません(1作目は、頭の中と1台のPCの中だけで、外には全く音を漏らさずに作りました。)

そのようなわけで、自分で歌ってアルバムを作るということができません。
そのボーカルパートを、ルカさんは代わりに担当してくれます。

そして、発表するための場として Amazon MP3が、発表するための方法として、ROUTER.FM があります。
多少右往左往しましたが、ROUTER.FM は、シンプルな UI  でサービス内容も明快な、良いシステムです。

私にはこれまで書きためた曲が百数十ありますが、ラブソングは1曲もありません。1作目の「Change The Brain」も、「海馬や大脳新皮質を物理的に交換するか、それとも現状の自分自身でいるか」などという内容ですが、このようなコアな内容の楽曲を発表できる柔軟性もすばらしいと思います。

ROUTER.FM には、今後もお世話になるでしょう。

引き続き7曲入りの2作目を制作中ですが、1作目を発表した直後に Windows Phone の実機が発売されたため、今はルカさんよりもVisual Studio に向かう日々で、2作目完成目前にしてオペレート作業を中断したままです。がんばって、年内には出したいところです。

そのようなわけで、ルカさんと ROUTER.FM のしくみには大変感謝しており、ひとこと、おめでとうございます!と、書きたかったのです。

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