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IT業界につとめる「雑貨屋(なんでも屋)」が、業界の事、情報セキュリティの事、趣味や日々雑感を綴っていきます。お暇な方はおつきあい下さい。

086.仕事人の価値について

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 佐藤@IT雑貨屋です。
 このブログについて、せっかく場所を頂いているので、定期的にも更新したいと、いつも考えているのですが、日々、仕事に追われながら生活していると、あっと言う間に時間が経過しているんですよね。

 想いは定期的な更新と言いながら、実際には不定期更新の様になってしまってます。

 さて、先日の事、長年付き合っている友人と会い、仕事の状況について互いに交換していたのですが、そこの話の中で、仕事をする人の価値という事について考えさせられた事があったので、今回はその事について書いてみたいと思います。

 お時間があったら、少しお付き合いください。

 私の知人は、ある大手企業でプロダクトの企画という業務を、派遣社員という立場で、現在取り組んでいると言います。
 通常、派遣社員の仕事と言えば、事務作業や開発・製造工程の作業、また構築作業というのが主たる業務として多いのですが、この様な派遣業務というのもあるんですね。

 しかしそこは派遣社員という立場上、本来は契約で定められた業務範囲というのがあり、指揮命令者の指示の元で仕事をするのが一般的です。
 私の知人もそういう仕事をしていると思ったのですが、話を聞くとその「指揮命令者」の実務担当の社員、役職は主任だと言いますが、どうもその人に難があるようでした。

 具体的な事を上げると、勤怠が不真面目で、朝は定時に出社する事はまれで、仕事をすると納期は守らない、大事な情報は展開できない。
 その為に社内では既に信用を無くしているようで、結果として実務を行っている知人の処に、他部署から仕事が直接依頼が入るなど、多くの負担が掛かっているというのです。

 ただこの社員ですが、社外ではかなり活躍をしている様で、私も名前を聞いてGoogleで検索をしてみたら、企業コンサルタントとしての活動や、ビジネスコンサル関係の執筆も行っているという人で、持ち合わせている資格や経歴などを見る限り、それなりのプロフェッショナルに見えました。

「コンサルタントとしては、優秀なのかもしれないが、企画業務や社会人としての行動は欠陥だらてげ、まったく仕事で信用できない人だよ」

 これは私の知人の言葉。
 聞くところでは、その会社に長年勤務しているので、収入もそれなりに会社から得ている様だと言いますが、社内では、一切信用されておらず、他部署からもクレームがあがる程だと言うのです。

 仕事にしてもコンサルタントとしてのスタンスで企画業務をしているので、結果、的はずれな事ばかりが目立ってい様でした。

 私自身、過去に情報セキュリティ関係のコンサルティングや、ある会社のIT関係のコンサルティングをした事がありますが、端的に言えば、コンサルティングとは助言の行為であり、仕事で責任を背負い、その意見を参考として決断し、行動するのは会社です。
 つまり言葉は悪いのですが、コンサルタントには責任は無いし、情報提供や助言ということが仕事になるのです。

 恐らく知人の語る主任も、コンサルタントとしては有能なのかもしれませんが、企画という仕事で判断と実施、また運用や保守という観点での仕事能力にアンマッチが発生、詰まるところ持ち合わせている能力と業務のミスマッチしているから、この様な状況になっているのではないかと思いました。

 でもまあ、そもそも勤怠の姿勢が悪いとか、必要や情報を共有しないというのは、そもそもアンマッチ以前の問題かもしれませんけどね。

 仕事における人の価値というは、なかなか難しいものです。簡単に言えば仕事のベクトルと、持ち合わせている個人のスキルのベクトルが合えば、まさにその人の価値というは遺憾なく発揮される事でしょう。しかしこのベクトルがもしアンマッチであれば、それはその人のスキルは発揮されないばかりか、その仕事で役に立たず、場合によっては仕事上で障壁ともなり、その人がいる事で仕事そのものに損害を与えてしまう事になってしまうのです。

 これは私の勝手な想像ですが、知人の仕事場にいるその社員も、仕事場では忸怩たる想いに駆られているのではないでしょうか。
 社外ではあれだけ注目され、評価されているにも関わらず、社内の評価はその真逆なんですから、そのギャップを本人が一番良く理解している可能性も考えられます。またその事から、実は会社での勤怠態度も悪化しているのではないでしょうか。

 本当であれば、その本人のスキルにマッチした仕事ができればいいのですが、どうもそうはなっていないようです。
 社員がスキルにマッチした仕事をあてがえるかどうか、そこは会社組織の責任でもあります。しかしまた、与えられた仕事に対して全力で取り組み、そこで成果を上げようとすることは社員の務めです。
 しかしそのいずれかもなされない場合には、こういったアンマッチが発生し、結果としては周囲に染み出してしまうという事もままあります。しかしいずれにしれも社内の問題であれば、派遣社員がそれを被るのは理不尽というものでしょう。

 幸い、私の職場にはそのような人が居ない事は、幸いだったと思うと共に、こういう仕事人としての価値について、考えさせられる話でもありました。

 ここまで読んでいただきありがとうございます。
 これからもIT雑貨屋をよろしくお願いいたします。

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